島根のリーディングカンパニーが兵庫県のパチンコ店『る・それいゆ別府店』を傘下に収める、残り６店舗の動向も気になるところ

「丸三」グループは島根県を中心にパチンコホールを展開するチェーン企業である。経営店舗は全て「丸三」の屋号を冠しており計１８店舗を運営してきた。その内訳は島根県（１３店舗）、山口県（４店舗）、兵庫県（１店舗）だ。１店舗あたりの平均設置台数は４００台と比較的小規模ホールが目立っている。

そんな島根のリーディングカンパニーといえる「丸三」グループが㈱大興とそのグループ会社の㈲パティオを事業承継することが先日５月２８日の官報に公告されていた。

㈱大興は兵庫県神戸市に本拠を構えており、「る・それいゆ」の屋号を冠して計６店舗のホールを営業中だ。なお、グループ会社となる㈲パティオでは兵庫県加古川市の『る・それいゆ別府店』を営業していた。

今回の事業承継ニュースにより、少なくとも『る・それいゆ別府店』は丸三グループの傘下に入ったことは間違いなさそう。あとは残る６店舗も全て「丸三」グループが取得したのかどうか。

ちなみに「丸三」グループでは山口県柳井市にて『丸三柳井店』が２０２３年４月にグランドオープンしていたことも記憶に新しいところだろう。こちらは「タツミコーポレーション」グループが運営してきた『ミクちゃんアリーナ柳井店』を事業承継し屋号変更の上で再始動した格好だ。

同グループが更に経営ホール数を増やした可能性もあるため、引き続き動向を注視していきたい案件といえよう。

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