遊技産業健全化推進機構のホームページに新店『123+N神戸本店』が新たに登録が確認されたのは本年5月下旬のこと。住所は『PHOENIX摩耶店』と同じ「兵庫県神戸市灘区味泥町6-1」で、「+N」を冠した延田エンタープライズグループの大型店が新たにオープンすると注目を集めたものだ。その後、屋号は『123+Nフェニックスプラザ摩耶店』に変更されている。
『PHOENIX摩耶店』は、ゲームセンターやボウリング場などが入居する複合レジャー施設「フェニックスプラザ」内で営業していた、設置台数は680台(パチンコ560台、パチスロ120台)の中規模ホール。阪神「西灘駅」から500メートルほど南下した国道43号線沿いに位置している。
7月中旬に現地を視察した際には「大幅店舗改装工事により臨時休業中」との張り紙があり、同施設内にあるゲームセンターやボウリング場は営業していたものの、パチンコ店は営業していなかった。ただ、工事が行われている様子はなく、すぐにオープンすることはなさそうに見えた。
屋号に「+N」を冠する店舗は全て1000台以上の巨艦ホールとなっていることから、同店においても増台したうえでの再スタートとなる可能性は高い。ちなみに、「+N」を屋号に冠した店舗はこれで11店舗目、兵庫県では初となる。
延田エンタープライズグループは同店のほかにも、神戸市長田区の『PHOENIX長田店』跡地にて『123フェニックスプラザ長田店』の出店準備を進めている。こちらも店舗ホームページはまだ開設されておらずオープン時期は不明だ。
同店より東側に2キロほど進んだ場所にはアンダーツリーグループの『キコーナ御影店』(720台)が営業中。視察時には『123+Nフェニックスプラザ摩耶店』を意識したような取り組みは見られなかったものの、何かしらの対抗策は打ってくることだろう。
店舗閉鎖が続いている同エリアにおける明るい話題と言え、市場全体が盛り上がることを期待したい。
兵庫県神戸市灘区味泥町6-1
https://www.nobuta123.co.jp/