東海地方および首都圏にてパチンコホールを店舗展開する喜久家グループ(本社・岐阜県岐阜市)は4月27日に大阪府堺市中区にて『キクヤ堺本店』をグランドオープンした。2022年に事業承継した『ゴールド・ヒル大野芝店』跡地での出店で、建物を取り壊し、一から立て直した新築案件となっている。
グループ最大となる台数規模に加えて、総設置台数1515台のうち955台がスロットというスロット比率を高めた設置構成も大きな特徴で、オープン後にはその差玉情報がSNSで共有され、全国のユーザーの間でも一目置かれる存在となっていたものだ。
そんな『キクヤ堺本店』を8月25日(日)の午後に改めて視察したところ全体稼働は80%超え。周辺には『HYPER ARROW美原店』や『123+N松原店』といった関西を代表するホール企業の旗艦店が存在しているなかで、トップ稼働をマークしていた。
パチスロの主要機種はほぼ満席で、その中でも「ヴァルヴレイヴ」と「からくりサーカス」を設置した円形島「円形闘技場 スロMAX」では、その中央部に獲得枚数が書かれたパネルや別積み札が所せましと並べられ、実際の出玉以上の盛り上がりが感じられた。
グランドオープン以降、『キクヤ堺本店』では毎月のようにリニューアルを実施しており、955台でスタートしたパチスロ設置台数は現在、1000台となっている。なお、パチンココーナーの一角にスマスロを5台だけ設置しており、1000台へのこだわりが感じられたもの。1円パチンコも1ボックス増やして120台としており、結果的に4円パチンコがオープン当初よりも2ボックス減っている。
ちなみに、パチスロの設置台数では大分県大分市の『nikko大分中央店』が1001台で西日本最多となっており(日本最多は『楽園大宮店』の1446台)、さらに増台する可能性はあるのかも知れない。
また、新台導入にも積極的であり、7月度においては新機種導入台数は全国でトップとなっていたもの。直近の店舗別の資産価値ランキングでも上位にランクインするなど、やれることは全部やるというスタンスが見て取れる。
今年5月のリニューアルで低貸専門店へ完全に移行した『キクヤ堺北店』も80%に迫る稼働率を見せており、今回の視察時には「キクヤ」優勢に映ったもの。既存店の攻勢に期待しつつ、引き続き同エリアの動向には注目しておきたい。
本当に好調ならリニューアル繰り返す必要ないんだよな。
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