関西圏を中心にパチンコホールをチェーン展開する延田エンタープライズグループは2024年8月1日(木)、兵庫県明石市に『123明石店』をグランドオープンさせた。
同店は、2020年3月にグループ化してそのまま営業していた『ラッキー一番明石店』への出店で、本年7月22日から10日間、改装工事に伴う休業に入っていた。
編集部では、グランドオープンから約1カ月が経過した8月下旬に視察している。
同店は、山陽電車「西江井ヶ島駅」近くに立地する設置台数440台の中規模ホールで、台数の内訳はパチンコ機240台(4円パチンコ96台・1円パチンコ144台)、スロット機200台(20円スロット160台・2.5円スロット40台)となっていた。今回のオープンによって20円パチンコを増台し、同料金の設置比率が高めとなっている。
店内は古い造りながら開放感があり、1円パチンコや2.5円スロットといった低貸しコーナーに常連客が複数遊技していた。ただ、グランドオープンから約1カ月という目新しさを考えると、集客面では全体的に寂しい印象を受けたのも事実。
近隣には、国道2号線沿いに『ミリオン明石店』(総設置台数1040台)、『マルハン明石大久保店』(総設置台数960台)といった市内有数の大型ホールが点在しており、このあたりとの競争環境も影響しているように感じた。
『123明石店』では「真の地域密着店舗」を目指すことがアナウンスされており、店舗運営におけるコンセプトはしっかりしている。
延田エンタープライズグループは今年に入り、『123+N湖南店』(滋賀県湖南市)、『123大安寺店』(奈良県奈良市)と立て続けにパチンコ店をグランドオープンする勢いのある企業だけに、今後の店舗運営には注目しておきたいところだ。
店舗情報
123明石店
2024年8月1日グランドオープン
兵庫県明石市大久保町西島字天神759-1
https://www.p-world.co.jp/hyogo/123-akasi.htm
大手はだめ、中小を応援しよう
出さない=客いない。当たり前