大阪市北区のパチンコ店『グランキコーナ大阪本店』が１２月２７日グランドオープン、初日は満席スタート

2025年1月7日

関西地区を基盤に１４都府県でパチンコホールを店舗展開するアンダーツリーグループ（本社・大阪市西区）は１２月２７日、大阪市北区に『グランキコーナ大阪本店』をグランドオープンさせた。

同店は、大阪メトロ「天神橋筋六丁目駅」からすぐの場所に立地する元『ＦＲＥＥＤＯＭ』跡地での出店案件。昨年１月に吸収分割により事業承継されることが官報に公告され、１０００台オーバーの巨艦ホールのＭ＆Ａ案件ということで大きな注目を集めたもの。その後も屋号を変えずに営業を続けてきたが、１０月１４日の営業を以って休業に。そして、２カ月半の改装休業を経て、この度『グランキコーナ』としてオープンを果たしている。

前店舗から変わらず直線島のみの構成で、カウンター横にスマスロだけの低貸パチスロコーナー（１５台）が新設された。設置台数は低貸パチスロが増え、１０２３台（パチンコ機４６８台・パチスロ機５５５台）となっている。また、この低貸パチスロコーナーだけが禁煙となっていて、それ以外は全て加熱式たばこプレイエリアとしている。

最近よく見かける台上の出玉表示器はなく、店内はすっきりした印象。島上や壁面に設置したデジタルサイネージでの販促が目を引くものとなっていた。

オープン直後は当然のようにほぼ満席となっていて、特にパチスロコーナーは多くの顧客でごった返していた。調査中も客足が絶えることはなく、まずは順調なスタートを切ったと言えるだろう。

当日は、『１２３＋Ｎ大阪本店』や『マルハン梅田店』などの競合ホールも軒並み高稼働をマーク。特に、『１２３＋Ｎ大阪本店』については「大阪本店は一つでいい！」という分かりやすい謳い文句で対抗意識をアピールしていたことも集客に一役買っていたようだ。

『グランキコーナ大阪本店』のオープンにより、同エリアにおける地域一番店争いが本格化したことは間違いない。市場全体の盛り上がりに期待しつつ、引き続き同エリアの動向をウオッチしておきたい。