【パチンコＭ＆Ａ】茨城県那珂市のパチンコ店『ダイエー那珂店』が㈱平成興業に事業承継される、昨年６月に閉店した中規模ホール

関東を中心にパチンコホールを店舗展開する㈱平成興業（本社・茨城県ひたちなか市）が、吸収分割により茨城県那珂市のパチンコホール『ダイエー那珂店』を事業承継することが１月２４日の官報に公告されている。

『ダイエー那珂店』は㈱ダイエーの経営ホールで、２００４年９月のオープン以来、約２０年に渡って営業してきたが昨年６月に閉店している。なお、同店は国道６号線沿いに立地する、パチンコ機４３２台・パチスロ機１６９台（合計６０１台）の中規模ホールであった。

同店を取得した㈱平成興業は関東を中心にパチンコホールを店舗展開するチェーン企業。経営店舗は全て「ＺＥＮＴ」の屋号を冠しており計１６店舗を運営してきた。

２０１７年４月には『ＺＥＮＴ太田飯田町店』（群馬県太田市）と『ＺＥＮＴ土浦店』（茨城県土浦市）を同時にオープン。更に２０１８年４月には、こちらも居抜き出店となる『ＺＥＮＴ女化店』（茨城県龍ヶ崎市）を６２６台で新規開設している。着実に経営店舗数を拡大しており、北関東を代表するチェーン企業の一つであることは間違いないところだ。

『ダイエー那珂店』については、いずれ「ＺＥＮＴ」として再始動することになるだろう。半径５キロ圏内には『ＭＧＭ東海店』『キコーナひたちなか店』『ビックマーチひたちなか店』など有力チェーンの経営ホールも存在するエリアであり、どのような施策で集客を図っていくのか注目しておきたい。

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