日本遊技関連事業協会(日遊協)は11日、東京都新宿区西新宿のハイアットリージェンシー東京において第26回通常総会を開催した。337社の正会員のうち142社の出席と委任状提出159社の計297社により総会は成立。事業報告書など5議案すべてを可決した。
第5号議案では、日本遊技機工業組合(日工組)と日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)の団体加盟を承認。意見交換会を定期的に実施し、イベント、広報活動、射幸性の抑止とファン拡大に向けた遊技機の開発などについて、相互連絡・連携と継続的な検討の場としていくことを確認した。日工組より金沢全求理事長、日電協より里見治理事長が出席し、日遊協の庄司孝輝会長とともに加盟合意書に署名した。また、全国遊技機商業協同組合連合会(全商協)と回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商)とも団体加入についても交渉を行っているとして、両団体の加入については次回の総会を待たずに理事会の判断で承認を行うことを決議した。
日工組と日電協の加盟について庄司会長は、「これを機にファン拡大に向け業界一丸となってやっていく。2020年の東京オリンピック開催までに遊技人口が2000万人に倍増することを目標としたい。そのためまずは専門のPR会社と協力して広報活動を行っていく」と話した。
総会において、日遊協主催「遊技機アワード2015」の受賞機種が発表された。「パチンコ大賞」の「遊パチ部門」1位にSANKYO「CRFクィーン」、ライトミドル・マックスタイプ部門1位にサンセイR&D「CR牙狼金色になれ」、特別賞に三洋「CRまわるんパチンコ大海物語3」など3機種を選んだ。パチスロ大賞の「ノーマルタイプ部門」1位に「ニューアイムジャグラーEX‐KT」、AT・ART部門1位にミズホ「アナザーゴッドハーデス 奪われたZEUSver.」を選んだ。パチスロの特別賞該当機種は無かった。
[2015年6月15日・日刊遊技情報]