ダイナムグループが広島県呉市のパチンコ店『アビック焼山店』の営業権を取得、今後は吸収分割の手法も取り入れ更なる店舗数の拡大を目指す

「アストリーツーコーポレーション」グループは兵庫県を中心にパチンコホールを展開するチェーン企業である。経営店舗は全て「アビック」の屋号を冠しており計５店舗を営業中だ。その内訳は兵庫県（４店舗）と広島県（１店舗）となっている。

パチスロ専門店が目に付く店舗構成ながらも総じて堅調な集客状況をみせてきた。なお、先日１０月１１日（火）より広島県東広島市にて営業してきた『アビック東広島店』が休業となっていた点も付記しておきたい。

そんな中でこの度、同社における遊技場経営事業の一部に関する権利義務を「ダイナム」グループに承継させることが１１月２日の官報に公告されていた。ダイナムは同日付けでプレスリリースを発信し、取得したパチンコ店について広島県呉市にて営業中の『アビック焼山店』であることを公表している。

同店は「ＪＲ呉駅」から５キロほど北方面に位置しており、パチンコ機２１９台・パチスロ機２０５台（合計４２４台）の中規模店。半径３キロ圏内には小規模店が１店舗のみと競争環境は緩めなエリアである。

ダイナムは通常の新規出店に加え吸収分割の手法も取り入れ、さらなる店舗数の拡大を目指していく方針を示しており、今後の展開にも注目しておきたい。