佐賀県多久市にて営業してきたパチンコホール『ワンダーランド多久店』が2024年8月25日(日)の営業を以って閉店する。
同店は「JR多久駅」から徒歩10分ほどの場所に店舗を構えており、パチンコ機261台・パチスロ機92台(合計353台)の老舗ホールであった。
半径5キロ圏内には競合となるホールも見られず、商圏内に顕在化している遊技客数はけっして多くないエリアだ。また、10キロほど南東方面にはグループ店舗の『ワンダーランド江北店』なども存在している。
そんな市場環境下で『ワンダーランド多久店』は1984年のオープンより40年間の長きにわたって営業を継続してきた。しかしながら設備の老朽化が進んでいたこともあってか、この度残念ながら閉鎖を選択することに。
閉店の前々日となる8月23日(金)の午後に現地を視察すると、店内には高齢者を中心に40名ほどの遊技客の姿が確認された。ちなみにトイレには「和式」が残っているなど、かなり年季の入った店舗であったことは否めない。
こうした老舗ホールの閉鎖は寂しい限りだが、設備投資に対する費用対効果を考えると致し方ないか。なお、店内の告知物には貯玉/貯メダルの精算期間についても触れられており、閉店後も8月31日(土)まで店頭にて受け付けているようなので、対象となる方はご確認頂きたい。
運営母体となる「タイラ」グループは福岡県を中心に38店舗ものパチンコホールを展開していて、文字通り九州を代表する企業の一つと評してよいだろう。
しかしながら今回(『ワンダーランド多久店』の他にも)福岡県久留米市の『ワンダーランド瀬下店』と福岡県大牟田市の『ワンダーランド三池店』についても8月25日の営業を以って閉店することが告知されている。
これにて「タイラ」グループの計3店舗が同日に閉店することとなった。
店舗 | ワンダーランド多久店 |
閉店日 | 2024年8月25日 |
住所 | 佐賀県多久市北多久町小侍492-1 |
備考 | ※ |
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