今回は各経営グループにおけるパチスロの資産価値額を見ていく。
前回記したように10月末時点におけるパチスロの資産価値ランキングは、「マイジャグラーⅤ」の検定切れの影響が大きく9月末時点に比べランクインする店舗に大きな変動が見られた。
それではグループ別に見たらどうだろう。
パチスロ資産価値額の高いグループは下記の通りとなる。
グループ名 | 資産価値額 | 前月 | 前月順位 |
三慶物産グループ | 374,498 | 537,225 | 6 |
SB Good Industryグループ | 374,259 | 623,730 | 1 |
安田屋グループ | 369,784 | 520,756 | 8 |
細山田商事グループ | 365,476 | 549,747 | 5 |
宣翔物産グループ | 356,961 | 495,174 | 9 |
※対象は5店舗以上運営している経営グループ
※グループ資産価値額上位20位までのグループはこちらに掲載中
このように、前回トップ5に入っていたグループで引き続きランクインしたグループは2グループにとどまった。ただし、新たに入った3グループは全て前回トップ10に入っているので、店舗別のランキングほど大きな変化は見られなかった。
今回、トップとなった「三慶物産グループ」は山口県を中心にパチンコホールを店舗展開するチェーン企業で、経営店舗は全て「PSJ」の屋号を冠しており計7店舗を運営。全般的に新台導入意欲が高く、資産価値ランキングでは上位に入ることが多いグループの一つである。
長らく首位を維持していた「SB Good Industryグループ」は今回2位となったもののその差は僅かであり、取引額の高い機種を中心とした機種構成を行っている様子がうかがえる。次回集計時には再び首位を奪還するのだろうか。