【パチンコ経営企業分析】スマパチの新台「ｅ　Ｒｅ：ゼロから始める異世界生活　ｓｅａｓｏｎ２」の中古機価格が高騰、３００万円を超えている

「ｅ　Ｒｅ：ゼロから始める異世界生活　ｓｅａｓｏｎ２」（大都技研）

今回は直近の取引において高額取引機種が出たので、パチンコ・パチスロごとに中古取引額が高い機種について見ていく。

直近の集計において高値を付けたのはスマパチの新台「ｅ　Ｒｅ：ゼロから始める異世界生活　ｓｅａｓｏｎ２」で、その取引額はなんと３３０万円。

ちなみに、２０２３年各月におけるパチンコ・パチスロ別の最高取引額機種は下表の通りとなる。

このように、パチンコはここまでずっと「Ｐ　Ｒｅ：ゼロから始める異世界生活　鬼がかりｖｅｒ．」の中古取引額が最も高く、今回集計時点で２位になったもののその取引額は１４２万１５７円と変わらず高い。

一方パチスロにおいては、１機種が独占するのではなく、「マイジャグラーＶ」「スマスロ北斗の拳」「ゴーゴージャグラー３」と月によって最高取引額機種が変化していた。

その中で、今回パチンコで最も取引額が高かった「ｅ　Ｒｅ：ゼロから始める異世界生活　ｓｅａｓｏｎ２」の取引額を見ていくと、月末週時点の集計値では今年で最も高かった。週次単位で見た場合、「スマスロ北斗の拳」の導入当初の時期に次ぐ高さである。

導入自体が始まったばかりであるため、今後取引額がどのような動きを見せるのかは不明だが、ここまで高額で取引されたこと自体が珍しい。スマパチだけでなくパチンコ全体の起爆剤となるのだろうか、今後の動きに注目しておきたい。

©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会　©DAITO GIKEN,INC.