直近のパチンコ新台導入評価(2023年6月~2023年11月の6カ月間の評価)を元に考察を行っていく。
上位500店舗が該当する「S」評価店舗数が20店舗以上ある都道府県は下表の通りとなる。
都道府県 | 店舗数 | S店舗 | P前月 | 差分 |
東京都 | 472 | 58 | 55 | +3 |
大阪府 | 435 | 43 | 42 | +1 |
神奈川県 | 317 | 38 | 40 | ▲2 |
愛知県 | 344 | 37 | 41 | ▲4 |
福岡県 | 243 | 31 | 34 | ▲3 |
千葉県 | 255 | 31 | 30 | +1 |
埼玉県 | 287 | 25 | 26 | ▲1 |
前回集計時と比較すると、「S」ランク店舗数が20店舗以上ある都道府県は前回集計時と同じで、「東京都」と「大阪府」が前回同様1、2位であった。
またこの2都府は前回よりも「S」ランク店舗数は増加したものの、3~5位の3県においては前回よりも減少してしまったため、「S」ランク店舗数の差が開いていた。
その他10店舗以上ある都道府県を見ていくと、静岡県(16店舗)、岡山県14店舗、長崎県(12店舗)、熊本県・福島県(以上11店舗)、宮城県・茨城県(以上10店舗)となっており、前回10店舗だった「宮崎県」は8店舗となり10店舗を下回った。その他、1店舗も該当しない県は前回より1県減って2県となった。
次に、「S」ランク店舗の比率が高い都道府県について見ていく。
比率が10%を超えている都道府県は下表の通りとなる。
都道府県 | 店舗数 | S比率 | 前回比率 |
岡山県 | 90 | 15.6% | 14.1% |
長崎県 | 93 | 12.9% | 11.7% |
福岡県 | 243 | 12.8% | 13.8% |
東京都 | 472 | 12.3% | 11.6% |
千葉県 | 255 | 12.2% | 11.7% |
神奈川県 | 317 | 12.0% | 12.5% |
愛知県 | 344 | 10.8% | 11.9% |
熊本県 | 105 | 10.5% | 11.5% |
宮崎県 | 77 | 10.4% | 12.8% |
大分県 | 87 | 10.3% | 10.1% |
このように今回の集計データにおいても「岡山県」の「S」ランク店舗比率が最も高かった。また次位には前回5位だった「長崎県」が浮上した。また「S」ランク店舗数で2位の「大阪府」は9.9%と10%を下回っていた。
首都圏が上位を占める中、「長崎県」の「S」ランク店舗比率が高かったのが特徴的であった。
半年間の集計結果であるので、急激な変化が起こる可能性は低いのだが、次回にはまた違った動きがみられるのだろうか。