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【パチンコ経営企業分析】パチスロ全体の資産価値額は増加傾向、資産価値額トップは昨年12月にグランドオープンしたパチスロ専門店『YASUDA5』

今回は各店舗におけるパチスロの資産価値額を見ていく。

2023年11月末と12月末における高額取引機種は下表の通り。

2023年11月度高額取引額機種(パチスロ)
機種名 発売時期 中心価格 前月 前月差分
ゴーゴージャグラー3 2023年7月 1,650,000 1,459,318 +190,682
沖ドキ!GOLD‐30 2022年12月 1,168,139 1,223,142 ▲55,003
沖ドキ!GOLD 2022年12月 1,045,971 1,004,987 +40,984
ハッピージャグラーVIII 2022年10月 773,596 955,975 ▲182,379
パチスロ交響詩篇エウレカセブンHI‐EVOLUTION ZERO TYPE‐ART 2023年11月 714,166 - -
2023年11月度高額取引額機種(パチスロ)
機種名 発売時期 中心価格 前月 前月差分
ゴーゴージャグラー3 2023年7月 1,994,500 1,650,000 +344,500
スマスロバジリスク~甲賀忍法帖~絆2 天膳 BLACK EDITION 2023年12月 1,867,368 - -
沖ドキ!GOLD‐30 2022年12月 1,158,913 1,168,139 ▲9,226
沖ドキ!GOLD 2022年12月 1,001,849 1,045,971 ▲44,122
パチスロ からくりサーカス 2023年7月 877,723 773,596 +182,774

このように12月発売機種の「スマスロバジリスク~甲賀忍法帖~絆2 天膳 BLACK EDITION」が、取引額100万円以上の高額で取引され2位に入った。また、それ以外の機種においても、全体的には増加傾向であることから、パチスロ全体の資産価値額は11月の23万1684円から28万3983円へと5万円以上の増加となり、2カ月連続で増加していた。

その中で12月末時点の資産価値額上位店舗は下表の通り。

店舗名 グループ名 住所 資産価値額 前月 前月順位
YASUDA5 安田屋グループ 東京都板橋区 699,080 - -
パールショップともえ木更津店 カクタグループ 千葉県木更津市 699,080 514,986 21
ダイナム丸岡店 ダイナムグループ 福井県坂井市 687,931 535,899 9
ダイナム小松店 ダイナムグループ 石川県小松市 687,810 536,927 8
MEGAコンコルド1177岡崎インター店 セントラルグループ 愛知県岡崎市 682,922 - -
パールショップともえ成田969 カクタグループ 千葉県成田市 660,725 480,913 37
マルハン伊勢店 マルハングループ 三重県伊勢市 660,100 528,117 12
IPPUKU 三和グループ 東京都葛飾区 659,424 560,653 1
ダイナム武生店 ダイナムグループ 福井県越前市 656,413 549,928 3

※店舗別資産価値額上位50位までのグループはこちらに掲載中

このように12月にグランドオープンした『YASUDA5』がパチスロの資産価値額でトップとなり、同じく12月にグランドオープンした『MEGAコンコルド1177岡崎インター店』もトップ10に入っていた。

また、11月末集計時点と比較するとトップ10に入っている店舗が大きく変動しているが、これは「スマスロバジリスク~甲賀忍法帖~絆2 天膳 BLACK EDITION」の影響が大きいものと思われる。

さらに11月末時点で最も資産価値額が高かった『IPPUKU』の資産価値額は56万653円だったのに対し、今回は資産価値額60万円以上の店舗が23店舗もあり、全体的に増加傾向にあるといえよう。

このようにパチスロ全体の資産価値額は増加傾向にあるものの、それでも9月の水準には届いていない。2024年はどこまで過去の水準に近づくことができるのだろうか。


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