【パチンコ経営企業分析】最多導入機種は「Ｌ南国育ち」、２０２４年３月度の導入状況（パチスロ編）

先日パチンコの３月における導入状況を見ていったので、今回はパチスロについて見ていく。

まずは、月間導入台数上位５機種台数の合計は下表の通り。

このように、３月の上位５機種の導入台数は２０２４年になって最も少なく、また今年初めて上位５機種の合計台数がパチンコを下回る結果となった。

それでは機種別に見ていくが、３月に導入が開始されたのは９機種のうち何機種が上位５位以内に入ってるのだろうか。

このように上位３位を含めた４機種がスマスロであったように、導入の中心はスマスロであったのだが、４位以下の導入台数はそれほど多くないことと、５位の「スマスロバジリスク～甲賀忍法帖～絆２　天膳　ＢＬＡＣＫ　ＥＤＩＴＩＯＮ」は昨年末に導入が開始された機種であった。

一方で撤去機種は下表の通り。

このように撤去上位３機種も全てスマスロであったが、スマスロ全体の設置台数は２月から３月までの１カ月間で１万７０００台以上増加している。

３月はパチンコ・パチスロともに、動きはそれほど活発でなかった印象だが、４月以降はどのようになるのだろうか。

[文・構成／情報島編集部]