【パチンコ経営企業分析】全体の資産価値額は前月から横ばい、上位店舗の顔ぶれも変らず　～２０２４年３月度店舗別資産価値額ランキング（パチンコ編）

先日、３月末時点における各機種の中古取引額を見ていったので、今回はパチンコにおける各店舗の資産価値額を見ていく。

まず、パチンコ全体における直近半年間の資産価値額推移を見ていくと、

パチンコの資産価値額が２月以降に減少しているのは「ｅ　Ｒｅ：ゼロから始める異世界生活　ｓｅａｓｏｎ２」の影響と思われる。１１月末から取引が開始されて以降、３００万～４００万円で推移していたため、１月まで資産価値額は増加傾向にあったのだが、増販が決まってから取引額は２００万円台まで下落した結果、このような推移となっている。

それでは、上表の全体の資産価値額を踏まえた上で３月末時点の資産価値額上位店舗を見ていくと下表の通りとなる。

※店舗別資産価値額上位５０位までのグループはこちらに掲載中
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このように２月末と比較すると、上位８位までが全く同じ顔触れとなった。店舗全体の資産価値額も▲１５５円とほとんど変化していない。

それでは直近の集計による結果はどうだろう。

店舗全体の資産価値額は１７万３９５４円から１６万８２０７円で▲５７４７円とそこまで大きな変化ではないが、このように変わった。

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このように上位１０店舗の顔触れにそれほど大きな変化はなかったのだが、３月末時点の資産価値額より減少していた。

パチンコ全体の資産価値額が５０万円以上の店舗についても、３月末時点では１６店舗あったのだが、直近週の集計では７店舗にまで減少していた。

機種別の中古取引額を見ていくと、ラッキートリガー搭載機種が安定したので減少幅はそれほど大きくなかったのだが、今後はどうなるだろうか。

[文・構成／情報島編集部]