【パチンコ経営企業分析】大型店2店舗をグランドオープンさせた日光商事グループ、1店舗あたりの平均設置台数は1000台超え

現在ＧＷに突入したが、そんな今年のＧＷ中にグランドオープンする企業を取り上げていく。

今回は4月27日に2店舗をグランドオープンした「日光商事グループ（ｎｉｋｋｏ）」を見ていく。

同グループにおける、このタイミングでグランドオープンした店舗は下表の通り。

ともに1,000台以上の大型店舗となっている。

その結果、同社の営業店舗は20店舗、総設置台数は20,091台となり、1店舗あたりの平均設置台数は1,004.5台と1,000台を超えた。

ちなみに、1,000台以上の店舗は、

このように、総設置台数2,113台のｎｉｋｋｏ大分中央店を筆頭に全体の6割にあたる12店舗となる。

また、同グループは積極的に新台を導入していることでも定評があり、直近の新台導入評価（※1）を見ると

このように最高の「Ｓ」ランクに該当する店舗が多い。おそらく今回グランドオープンした新店2店舗も「Ｓ」ランクに入ってくるのではと思われる。

さらに直近の集計における資産価値額（※2）を見ていくと、こちらもパチンコ・パチスロともに平均値を大幅に上回っていた。

今年のＧＷにおいて、グランドオープンを行った経営グループはいくつかあるが、複数店舗グランドオープンしたのは同グループのみである。今後も同グループの勢いは続いていくのだろう。

[文・構成／情報島編集部]

※1：新台導入評価
直近半年間における新台の導入台数・導入機種数・新台導入回転率・1機種当たりの最多台数をそれぞれ順位化し、その合計得点を元にＳ～Ｅの６段階で評価したもの
なお、Ｓ：全国500位以内、Ａ：全国1000位以内、Ｂ：全国2500位以内となっている。

※2：資産価値
各機種における中古取引額の平均値を足していき、店舗の平均額を算出したもの
店舗における機種の価値を判断する指標となる