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【パチンコ経営企業分析】「P牙狼11~冴島大河~XX」が最多に、2024年4月度の導入状況(パチンコ編)

4月はパチンコもパチスロも連休前に話題機が導入されていたのだが、今回はパチンコの導入状況を見ていきたい。

まずは、月間導入上位5機種合計について、今年の推移は下表の通りとなった。

導入上位5機種合計台数推移
1月 2月 3月 4月
合計台数 40,533 19,537 35,592 64,555

このように、4月は2024年の中で最も導入台数が多く、3月と比較しても約3万台多かった。

それでは機種別に見ていくと、

2024年4月度パチンコ導入上位5機種
機種名 メーカー 導入数 発売時期
P牙狼11~冴島大河~XX サンセイR&D 19,866 2024年4月
PFマクロスフロンティア5 SANKYO 18,863 2024年4月
e Re:ゼロから始める異世界生活 season2 大都技研 13,711 2023年11月
P FAIRY TAIL これが七炎竜の力だ 藤商事 7,086 2024年4月
P大工の源さん超韋駄天2極源LighT 三洋 5,029 2024年4月

このように、増販された「e Re:ゼロから始める異世界生活 season2」も含め3機種が1万台以上導入されていた。

ちなみに2024年1月から3月にかけてパチンコにおける月間導入台数が1万台を超えていたのは、「Pとある魔術の禁書目録2」の1機種のみであったことから、4月に多くのパチンコ店が積極的に導入を行った様子がうかがえる。

一方で撤去機種は下表の通り。

2024年4月度パチンコ撤去上位5機種
機種名 メーカー 台数
PF機動戦士ガンダムSEED SANKYO ▲6,947
PF炎炎ノ消防隊 SANKYO ▲3,939
PF 機動戦士ガンダムユニコーン SANKYO ▲2,603
Pスーパー海物語 IN 沖縄5 三洋 ▲2,384
e花の慶次 裂 一刀両断 ニューギン ▲2,338

このように「SANKYO」の機種が上位3位まで占めていた。しかしながら、この3機種の合計台数は導入台数2位の「PFマクロスフロンティア5」よりも少なかった。

連休前に稼働開始となった機種を中心に多台数の導入が行われたのだが、これらの機種は連休中はどのように動いたのだろうか。そしてこれからどのように動いていくのだろうか。

[文・構成/情報島編集部]


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