今回はスロットの新台導入評価(2024年5月~2024年10月の6カ月間の評価)について見ていく(パチンコ編はこちら)。
まず上位500店舗が該当する「S」評価の店舗数が20店舗以上の都道府県を見ていくと下表の通りとなる。
Sランク店舗数 | ||||
都道府県 | 店舗数 | S店舗 | S前月 | 差分 |
愛知県 | 351 | 55 | 54 | +1 |
東京都 | 469 | 50 | 53 | ▲3 |
大阪府 | 426 | 35 | 34 | +1 |
神奈川県 | 309 | 33 | 36 | ▲3 |
埼玉県 | 284 | 31 | 32 | ▲1 |
千葉県 | 250 | 30 | 24 | +6 |
福岡県 | 246 | 29 | 27 | +2 |
このように、前回と同様に今回も「愛知県」の「S」ランク店舗数が最も多く、次位の「東京都」との差が、前回の1店舗から5店舗にまで増加した。
また上表にランクインした都道府県を見ると、「千葉県」が前回集計時よりも6店舗も「S」ランクの店舗数が増加したことが特徴してあげられる。
また、「S」ランク店舗が10店舗以上ある都道府県を見ていくと、茨城県(15店舗)、静岡県(14店舗)、北海道・福島県、三重県(以上13店舗)、岡山県・広島県(以上11店舗)、岐阜県、兵庫県、熊本県(10店舗)となり、前回10店舗以下だった都道府県の中では「岐阜県、熊本県、兵庫県」が10店舗以上となり、逆に「鹿児島県」の3県が今回は下回った。
なお、「S」ランク店舗が1店舗も該当しない県は前回より2県少ない2県が該当した。
次に、「S」ランク店舗の比率が高い都道府県について見ていくが、比率が10%を超えている都道府県は下表の通りとなる。
Sランク店舗比率 | |||
都道府県 | 店舗数 | S比率 | 前回比率 |
三重県 | 82 | 15.9% | 14.5% |
愛知県 | 351 | 15.7% | 15.4% |
石川県 | 53 | 13.2% | 15.1% |
岡山県 | 91 | 12.1% | 12.0% |
千葉県 | 250 | 12.0% | 9.4% |
福岡県 | 246 | 11.8% | 10.9% |
埼玉県 | 284 | 10.9% | 11.3% |
福島県 | 121 | 10.7% | 10.7% |
神奈川県 | 309 | 10.7% | 11.6% |
東京都 | 469 | 10.7% | 11.3% |
岐阜県 | 95 | 10.5% | 9.6% |
「S」ランク店舗比率においては、前回最も比率が高かった「愛知県」を「三重県」が抜き15.9%でトップとなった。また、愛知県も15.7%と高く、この2県のみが県内の「S」ランク店舗比率が15%以上であった。また「岐阜県」も10.5%と10%を超えており、東海地方は相変わらずスロットの新台を積極的に導入している店舗が多いといえよう。
スロットの新台を積極的に導入する店舗比率が多い東海地方。この傾向はまだまだ続いていくのだろうか。
[文・構成/情報島編集部]