前回、11月末時点におけるパチンコの経営グループ別示唆価値額を見ていったので、今回はスロットにおける経営グループ別の資産価値額を見ていく。
まず、改めてスロット全体における直近半年間の資産価値額推移を見ていくとこの通り。
スロット資産価値額 | ||||||
2024/6 | 2024/7 | 2024/8 | 2024/9 | 2024/10 | 2024/11 | |
資産価値額 | 278,831 | 219,896 | 247,814 | 275,110 | 288,454 | 255,953 |
前月差 | ▲4,283 | ▲58,935 | +27,918 | +27,296 | +13,344 | ▲32,501 |
これを踏まえて、11月末時点のスロットにおける経営グループ別の資産価値額はこの通り。
11月末時点におけるグループ別グループ別スロット資産価値 | |||
グループ名 | 資産価値額 | 前月 | 前月順位 |
ビーコムグループ | 468,709 | 425,273 | 6 |
安田屋グループ | 467,414 | 515,363 | 1 |
カクタグループ | 409,741 | 473,886 | 2 |
喜久家グループ | 406,524 | 423,425 | 7 |
三栄グループ | 393,143 | 427,947 | 4 |
※対象はスロットを5店舗以上運営している経営グループ
※グループ資産価値額上位20位までのグループはこちらに掲載中
※またそれ以外全店のデータの閲覧を希望される場合はお問い合わせフォームよりご連絡ください
このように、11月末時点における経営グループ別の資産価値額は、2024年に入り常に首位を維持し続けていた「安田屋グループ」を抜いて「ビーコムグループ」が首位となった。
ちなみに貸玉別に見ていくとこのようになる。
①通常貸玉
11月末時点におけるグループ別スロット通常貸玉資産価値 | |||
グループ名 | 資産価値額 | S全体 | S全体順位 |
安田屋グループ | 488,890 | 467,414 | 2 |
ビーコムグループ | 468,709 | 468,709 | 1 |
三栄グループ | 466,377 | 393,143 | 5 |
喜久家グループ | 406,524 | 463,665 | 4 |
アーリーコーポレーショングループ | 441,706 | 387,241 | 6 |
※対象は5店舗以上運営している経営グループ
②低貸玉
11月末時点におけるグループ別スロット低貸玉資産価値 | |||
グループ名 | 資産価値額 | S全体 | S全体順位 |
カクタグループ | 329,057 | 409,741 | 3 |
シルバーバックグループ | 302,437 | 346,728 | 25 |
ゾーングループ | 261,700 | 324,337 | 41 |
フジコーグループ | 250,397 | 251,393 | 155 |
USEIグループ | 245,161 | 250,868 | 156 |
※対象は5店舗以上運営している経営グループ
このように貸玉別に見ていくと、通常貸玉に限定すると「安田屋グループ」が最も高かった。
また低貸玉で見ていくと、スロット全体の順位があまり高くないグループも含まれており、パチンコと異なり低貸玉に注力しているグループが見られた。
スロット全体では「安田屋グループ」は首位から落ちてしまったが、通常貸玉に限定すると変わらず首位を維持していた。さて、12月末時点ではスロット全体でも「安田屋グループ」は首位に返り咲くのだろうか。
[文・構成/情報島編集部]