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【ご当地名物応援企画『旅パチ』】「軍港の街でカレーを食おう!」 ~神奈川県横須賀市

あらためて『旅パチ』の目的とは

日本人のワクチン接種は5割を超えたそうですが、感染者の数は増えたり減ったりでなかなか晴れやかな気分にさせてくれません。都心の飲食店ばかりではなく、観光業を地元経済の柱に据える地域にとってはまだまだ先がみえない状況でしょう。せめて『旅パチ』ではさまざまな観光スポットをご紹介しつづけ、いずれまた沸いてくる〝旅行欲〟の高まりに備えたい。だれに遠慮することなくのびのびとまた旅行ができるようになれば、観光業や飲食店で働くひとたちの懐もにわかに温もり、パチンコ店もにぎわう――とまあ、かなり強引な三段論法ではありますが、パチンコ店の稼働調査を目的にせっかく日本全国へ行くのですから、その道中についてもレポートにまとめてきたわけでございます。

ショッカーの秘密基地

そこで今回は〝軍港の街〟神奈川県横須賀市に行ってきました。もちろん横須賀市の見どころは軍港だけではありません。東京湾唯一の島「猿島」の存在をご承知の方も多いはず。知らない? それでは少し説明を。

海上自衛隊の船が停泊する港

「猿島」は横須賀市から近い海の沖あいに浮かぶ周囲が1.6㎞ほどの小さな島です。縄文時代のほか、弥生時代の人骨や土器なども発掘されたとのこと。ずいぶん古くからひとの往来があたったようですが、「猿島」が日本にとってほんとうに重要な意味をもちはじめたのは江戸時代の末期です。現在の東京湾へ外国の軍艦が入ってきたら攻撃できる拠点となりました。明治期になると砲台もつくられて要塞化されていきます。

【猿島の全景】横須賀集客促進・魅力発信実行委員会」 https://www.cocoyoko.net/spot/sarushima.htmlより

【案内図】 猿島公園専門ガイド協会 https://yokosuka-ecotour.jp/ecofield-sarushima.htmlより

いまでは海水浴場やバーベキューができる砂浜などもある平和な島ですが、要塞化するにあたって積みあげられたレンガがあちこちに残り、戦争の厳しい現実を感じさせてくれる貴重な遺跡になっています。ちなみに渡航のための船は頻繁に行き交っているものの、この島に居住されている方はひとりもいません。

以前の軍事要塞が樹々や苔に覆われているようすは「天空の城ラピュタ」に描かれた光景を連想させ、「仮面ライダー」の撮影では「ショッカー」の秘密基地として利用されたこともあるそうです。

いきなりゲッ!

そんな「猿島」を是非ともみなさんにご紹介したい! こう意気込んで「猿島」に渡る船のターミナルへ勇みつつ行ってみたのですが、そこに貼られていた案内をみていきなりゲッ! なんと、コロナ感染者の拡大により船の運航が中止になっていたのです。日露戦争で活躍した軍艦「三笠」が停泊している近くの公園も同じ理由で閉園していました。

ガ~~~~ン!

「もっと事前に情報収集をしておけ!」

と編集長にドヤされてしまいそうですが、とにかく残念!

しかしですね。仕事に関係なく旅をしてきた経験が生きました。「猿島」観光の詳細につきましては公式ホームページ「TRYANGLE  WEB」(https://www.tryangle-web.com/sarushima/)などをご覧いただくとして、ここからは過去にわたくしがプライベートで撮影した画像をいくつか掲載します。

三笠公園

フェリーの窓から眺めた「猿島」

フェリーと桟橋

まるで「ラピュタ」のような光景

どうですか、この雰囲気。ここに「ラピュタ」のロボット兵が歩いていればもう完ぺき。「ナウシカ」や「もののけ姫」もいいけれど、わたくし的には圧倒的に「ラピュタ」です。パズーとシータの純粋な想い。ふたりで「バルス!」と唱えたシーンなんか何回みても泣けてきます。

苔むした石からも長い歴史を感じる「猿島」の玄関口「横須賀中央駅」までは、東京駅から電車を乗り継いでおよそ1時間。島への渡航時間はわずか10分です。船の運航中止期間はいまのところ(9月27日現在)まだ定められていませんが、早く運行を再開してもらえるようになってほしいものです。

「スゴイ」? それとも「ヤバイ」?

「猿島」への渡航は断念せざるをえませんでしたが、ここで引き返してしまったら男がすたります。今回の相棒であるホンダ「ジョルノ」(50cc)のスロットルをひねり、次なる場所へむかいました。

今回のレンタルバイクはホンダ「ジョルノ」

日本の近代化がはじまった浦賀港

早くも到着したのが浦賀港。日本の近代化がはかられたシンボリックな場所のひとつだといっても過言ではありません。江戸時代のひとたちにとって黒い煙をもくもくと吐き出しながら航行する巨大な黒船はどう映ったのでしょうね。いまから168年前の出来事です。彼ら彼女らの反応は「スゴイ!」だったのか、それともやっぱり「ヤバイ!」だったのか。強大な武力をちらつかせ、他国に開港と貿易を迫るアメリカの姿勢はさすがにどうかとは思いますが、黒船の来航によって明治維新となったことだけはたしかです。

観音崎の灯台と海水浴場

浦賀港まで来てしまったのでもうひとつの観光地「観音崎」から浦賀水道の風景も眺めたい。この日はとてもいいお天気で海に入るひとたちの姿もちらほらみられました。どちらかと言えば〝山派〟のわたくしですが、海を眺めていると地球の広大さをダイレクトに実感できます。ちまちまとした日常の憂さを晴らし、胸いっぱいに潮風を吸い込む。思わず「コロナのバカヤロウ!」と大声で叫んでみたくなりました。

海にむかって叫びたい!

旅のエピローグ

海の幸もおいしであろう横須賀ですが、軍港の街にちなんだ「軍艦カレー」も気になるところ。今回は金曜日がカレーの日だという海上自衛隊のお墨つきをえているお店で食べました。そのお値段、なんと1100円! かなりゴージャス。ちなみにこのカレーは飲みものではありません。

↓↓↓↓↓↓↓「横須賀市」の『旅パチ』動画もご覧ください↓↓↓↓↓↓↓


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