リリース当初から気になっていた「パチスロアラジンAクラシック」を打ちに行ってきた。
導入後3週目の平日夜。スロットコーナー全体では空き台が多く見られる状況だったが3台設置の本機は満席。3人のうちの2人は若者であったため少し驚く。客層は「アラジンA」を打っていたようなおじさんばかりだろうと思っていたからだ。
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店内をウロウロしながら台が空くのを待っていると、20分くらい経ったところでAT単発後に若者の1人がやめたので台に座る。
通常時のゲームフローは4号機「アラジンA」を踏襲していて、主に単チェリーを引いて高確に上げ、「アラジンチャンス(AC)」を狙う。これに加え、100G毎に「AC高確率」移行抽選が行われ、期待が持てる場面がそこそこ訪れる印象だ。
本機最大の見せ場となる「状態」は「ショート」「ロング」「超ロング」の3種類あり、さらにAC2連チャン以上で有利区間切れからの引き戻しも発生するなど、一度「状態」に突入すれば「なんとかなりそう」という期待感は持てる。とは言え、自分を含め周りを見ていても「ショボ連」は多く、過度の期待は禁物だ。
サブ液晶はリール右から左に変更となっているため、最初は少し違和感を覚えたものの、昔ながらのドット演出を眺めているだけで4号機「アラジンA」を打っていた頃の思い出に浸ることができた。サウンド面の再現性も高く、筆者のようなアラフォーユーザーにとっては「音」だけでも遊技意欲が湧いた。一方で、出玉の波の荒さをはじめ、高設定の狙いにくさやゲームフローの分かりにくさなどから、初代に思い入れのない若年層ユーザーやライトユーザーは座り難い台だと感じてしまうかもしれない。
収支はあえてここには書かないが、昔の思い出に浸り、楽しい時間を過ごせたという点でとても満足している。「サミークラシック」シリーズの開発コンセプトである「懐かしのパチスロを当時に思いを馳せながら楽しんでもらう」を身をもって体験することができたというわけだ。
ただ、次に打つ時は演出だけでなく「AC」の連チャンを十分に堪能したいものである。
最後に個人的な本機の評価は「★★★☆☆」。
©Sammy
懐かしの