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【寄稿コラム】パチンコホールでは1件のクラスターも発生させていない、コロナ対応が次なるステージへと移る中でもこれまで通りの対策を

全国のパチンコホールでは引き続き徹底した感染症対策が実施されている

娘がコロナに感染した。数日前に体調を崩したことで病院へ連れていったのだが、その時は「まあ風邪でしょう」と薬を出してくれただけで終了。それでも微熱が収まらなかったために、再度診てもらうことに。「念のため抗原検査をしておきましょう」となったところ、陽性が確認された次第である。

我が家にとっては一大事だ。当然、自分も奥さんも濃厚接触者となる。むろんその場で検査をするのだとばかり思っていたが、無症状であれば必要ないとあっさり言われて少し驚くことに。「●月●日まで自宅待機期間になりますので、それまでの外出は控えてください」、ただそれだけだった。

急いで娘の学校にも連絡を入れる。「学級閉鎖」などといった大騒ぎになることを覚悟しつつ、恐る恐る電話したのだが。こちらも拍子抜けするほどあっさりとしたリアクションだった。「分かりました。お大事になさってくださいね」と。ただそれだけである。

不思議に思ってお話をうかがうと、他にも同様の生徒は複数いるらしい。そしてそういう連絡は自分達には一切入っていなかった。つまり、今更コロナに罹った子供がいたところで、いちいち大袈裟に対応する状況ではなくなったということ。学級閉鎖どころか、消毒作業すらしない様子だった。私の知らない間に、コロナ対応は完全に次なるステージへと入ったようである。

2020年4月。パチンコ業界がいわれなきバッシングを浴びたことは記憶に新しいところだ。それにもめげず、ほぼ全てのパチンコホールで感染対策を徹底的に行ってきた。定期的な換気や店内の消毒作業はもはや完全にルーチンワーク化している。なお、「入口付近の自動検温器」や「店内の抗菌コーティング」がここまで普及している業界も他にはないのではないか。

そうした現場における努力の結果、パチンコホールでは今まで1件のクラスターも発生させていないことは周知の通りである。むろん今でも各種対策は徹底されているものだ。

感染力の高い変異株によって、むろん業界関係者からも感染する人は多数出ていることだろうが。大袈裟に考え過ぎず、かといって気を緩めることもなく、これまで通りの対策を粛々と続けていってほしいところ。

「クラスター」なんて言葉が完全に死語となるまでは。


コメント:2件 コメントを書く

  1. 報道は少ないが、まったくないわけではなかった。とくに、従業員のクラスターは普通に各地で発生していたようですし。
    そもそも感染してた人が感染経路特定の聞き込みにずっとパチンコ屋にいましたとは堂々と言えなかったりするところも要因のひとつではあります。
    油断せずしっかり対策してやってほしいものですね。

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  2. デルタ株が主流の頃ですら、従業員三~四人が一気にコロナに罹患するなんて事態が普通にあったみたいだしな
    今はオミクロンだから確認されていないだけでクラスターが発生してそう
    毎日座っているだけのジジババ養分は基礎疾患持っていそうだから、無症状の従業員にコロナをうつされて最悪の事態になる可能性もゼロじゃない
    普通に考えてもこれまで通りじゃダメだよな

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