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【編集部コラム】パチンコホールでも「お客様の声」に対して真摯に耳を傾ける姿勢を持ちたい

メトポ。登録したPASMOで東京メトロ線に乗車するだけで、そんな名称のポイントが貯まるらしい。知っている人にとってはもはや当たり前の話であって、何を今更という感じだろう。

実に個人的なことで恐縮だが、私はこの手のポイント制度自体に昔から一切興味を持てなかった。「絶対お得なのに何故やらないのか」と知人に促されても、私自身理由はよく分からない。Tポイントから飛行機のマイルまで、その手のものは一度も活用したことがない気がする。そういえばパチンコホールの「来店ポイント」も(自動的に)相当溜まっているはずだが、おそらく永久に放置するだろう。

少し話は変わって。
自店に来店されたお客様に直接声をかけて場所を移し「グループインタビュー(お客様ヒアリング)」を長年行ってきたパチンコチェーンがある。お客様の生の意見を聞くことで、営業改善のヒントを探るのが狙いだ。むろんコロナ禍以降は自粛しているようだが、以前はかなりの頻度で実施していた模様。

そうした場に営業部長も時々参加されるようだが「とても勉強になるよ」と仰っていた。例えば競合店舗との比較について尋ねた際には、(出玉面とか機種構成といった話だけでなく)次のような回答もあったという。「あの店は来店ポイントでもらえるBOXティッシュが薄い(小さい)から行かない」「この店はBOXティッシュをあの店より少ないポイントでもらえるから来ている」などなど。予想外の回答を熱く語ってもらえるのは本当に有難いこと。

来店ポイントのサービス内容がお店選びの重要な基準になるなど、少なくとも私個人には想像もつかない話である。このように、どんなヒントが転がっているか分からないものだ。

ちなみに昨日視察してきた優良ホールでは「LINEチャット 店長直行便」との告知物が掲示されていた。店長さんに直接意見や質問が出来るらしい。お客様の声に対して真摯に耳を傾ける姿勢は、いつの時代も重要である。


コメント:1件 コメントを書く

  1. 無理だって
    パチ屋と一般的な接客業の店員から見た「お客様」の感覚が違うからな
    パチ屋は客を人として見ていない
    1匹2匹と数えていそうwww

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