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【寄稿コラム】パチンコ店に勤めるスタッフは「算数」が苦手、この事実から目を背けては成長できない

パチンコホールの店長を対象とした研修会に参加する。当日の主要テーマは「計数分析」。そこで、まずは小手調べと言わんばかりに簡単な練習問題が出題された。アウト玉数・セーフ玉数・機械割数の三点から貸玉数(売上玉数)を算出するというもの。

【問題】
アウト玉数が10000個、セーフ玉数が13000個、機械割数が17.50割の場合の貸玉数(売上玉数)を求めなさい

レベル的には初級編に毛が生えた程度のものだ。店長さんクラスならばすぐに答えられて当然のはず。なのだが、実際には苦戦するメンバーが続出する。むしろ、これが一般的な光景といっても過言ではないだろう。そもそもパチンコ業界には、計算を苦手とする人が圧倒的に多いように思えてならない。

小学4年生レベルの掛け算と割り算。続いてこれがテストとして10問ほど出題された。一例を挙げると「1073÷29」など。桁数が少し多いくらいで、タネも仕掛けもない文字通りの「算数」である。ただ唯一の条件は「電卓」等を使わないこと。

これを聞くと「さすがに馬鹿にし過ぎだろう」という声も聞こえてきそうだが、結果的に全て正解したのはごく一部の参加者だけだった。スマホやパソコンに慣れ過ぎてしまい、どんどん漢字が書けなくなるのと同様の現象である。実は簡単な割り算すら覚束なくなっている店長が沢山居るという現実。これではもはや計数問題どころではない。

若手スタッフに営業計数を指導している貴方も、他人事だと笑ってはいられないかも。ちなみに冒頭の問題に対する答えは「4000個」である。


コメント:10件 コメントを書く

  1. 実際は計算できなくてもホルコンさえ使えたら大丈夫

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  2. 別に意外でも何でもないし
    パチ屋は店長クラスでもギリ健レベルしかいないって
    殊更にアピールして何がしたいの?

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