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【寄稿コラム】品揃えや価格ではなく「近くて便利」が強みのコンビニ、同様のコンセプトで展開するパチンコ店もいずれ出来る

店舗型のビジネスは基本「待つ」商売だ。お客様が来てくれるのを待つ。むろん来てもらうためには店を魅力的にしなければならない。

方法は業態によって異なるが、例えば小売業でいえば、魅力的な商品の品揃えや価格設定。立地をメインとして、その他様々なサービスを工夫する。巣を張って獲物が来るのを待つ「クモ型」ビジネスと言えよう。

反対に、お客様を「待つ」のではなく自分から「行く」ビジネスがある。「ハチ型」と呼ばれ、自ら蜜を探しに出かけていく。例えばコンビニは、待つ姿勢一辺倒だった小売業の中で、積極的にお客様の近くまで行く姿勢で隆盛した。

店の魅力も品揃えや価格ではなく「近くて便利」「いつも開いている」がメインだった。商品が多少高かろうが、品数が少なかろうが関係ない。つまりサービス内容の異なる新しい業態である。

性格的に待つことができない人が待ちのビジネスを続けることは苦痛でしかない。反対に、内向的な人が自ら積極的に行かなければ蜜を得られない商売に手を染めるのもストレスがたまる。

経営者がそうした相反する性格の場合、「待ち」の魅力づくりに投資すべき時に「攻め」の投資をし、「攻め」の投資をすべき時に「待ち」を充実させる投資をしてしまうものだ。

もちろんタイミングも重要で難しい問題だが、コロナで一旦リセットされた店の魅力を再考するには良い機会かも。スマート遊技機が普及すれば、コンビニ型のパチンコホールもいずれ出来る。


コメント:10件 コメントを書く

  1. アホなの❓ バカなの❓ 条例知らないの❓
    病院や学校の近くに、新規オープンは無理なんよ。
    郊外や、商業地区ならギリギリだけど、コンビニ感覚じゃ無理。
    本当に、業界の事知ってますか

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  2. 今日もアホ丸出しすぎ

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