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【寄稿コラム】経営幹部はITリテラシーが無い人ばかり、パチンコ企業にとってもデータやシステムは最重要課題のはずなのに

パチンコ業界のある勉強会グループで事務方スタッフが退職した。予算も少ないので新人を採用するわけにもいかず、既存理事たちで業務を引き継ぐことに。問題はシステムだ。ホームページや情報共有などのweb業務をどうするか。

個人的にブログを書いている理事がそんなに難しくないだろうと話す。ところが結局何も進まない。HPの更新も止まったまま。「自分のIT知識では全く通用しないことを思い知らされた」と嘆いていた。

エンジニアではない人がエンジニアに指示命令し、予算やスケジュール管理をすることは珍しくない。多くのパチンコホール企業にとって、データやシステムは経営における最重要課題のはず。ところが、多くの経営者にはITリテラシーがない。なのでシステムの専門スタッフを採用し運営管理を任せる。

問題はここから。小学生以下のIT知識しかない人が、大学生の専門家を監督する愚かさ。しかも小学生は予算と人事権を持つ。「小学生ジャイアンと大学生のび太という図式」にぞっとさせられる。

多くの現実場面では、両者の間に調整役が一人入って仲を取り持つ。この橋渡し業務は、しかしエンジニアの誰もやりたがらない。小学生に微積分を教える以上の難しさだから。度重なる銀行のシステム障害も根は同じはず。少なくとも最低限のIT知識は幹部にこそ必要だ。


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  1. パチ屋の経営者はオカルトに走ってくれた方が大胆なことができていいんだよ。下手に数字に詳しくなるとケチケチ経営になる。ITも要らない。

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  2. この人病気?

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