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【寄稿コラム】パチンコ業界に明るい未来があったとしても、今の既存企業だけがその果実を享受することは出来ない

時々使うスターバックスに寄ると「開店20周年!」というポスターが貼ってあった。20年。そんな昔からやっていたのか、そもそもスタバは20年も前からあったのか。老舗というより今も新しい雰囲気のカフェ。ちなみに日本の1号店は1996年開店だった。

「事業計画を見直しているが、3から5年後、さらに10年後における業界の未来がイメージできない」そんな風にとあるホール社長が言う。新規の出店計画も10年以内の回収が見えない。「他社を買収したり、新店を更地から起ち上げたりしているホールはどういう計画を立てているのか」とも。

「業界の未来についてどう思うか」と訊かれ、仮に明るい未来があり得るなら、その時は今の既存企業だけがその果実を享受することはできないと思います、そう答える。

ネット化やデジタル化が業界にも侵食してくれば、業種の垣根も無くなる。ネット時代の小売業を制したのが既存の小売業者ではなかったように、未来のギャンブルやゲーミング市場を制するのも既存業界の外にいる人である可能性は高い。

そうした未来に対して既存業者が準備しておくべきは、できるだけ身軽に動ける体制にしておくこと。持たない経営。あらゆる経営指標を規模からスピードに変えるべき。いずれにしても、対応できる人材がいるかいないか。


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  1. 僭越ながら予告させていただきますが明るい未来わ一切合切見えませぬ故ご承知おきの程

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  2. ビジョン皆無の経営者がその日暮しのように営業を続けていることが問題ではないのか。
    その経営者は大抵が2代目のボンボン社長であり、帳面の数字見てビビりこいてるだけに過ぎない。
    低ベース改造と低設定台並べただけで、明るい未来がやってくると思わないほうがいい。
    それに、高齢者がこれからどんどん減っていくのに、若者はパチンコしない時代。
    お先真っ暗と判断できる経営者のみに明るい未来の可能性はあるのだろう。
    中小規模の既存店舗は障害者施設A型に転換したらよいのではないかな。

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