次回入替は11月7日から。下旬にスマスロが控えているのでその他はすべて上旬に固まっている無茶なスケジュールだ。地域によってはスマスロやユニットの先行設置が本格的に出始めるだろう。
上旬導入の新機種はパチンコが追加スペック込で13機種と非常に多い。なお「ターミネーター2」や「モンキーターン超抜ZDa」あたりは地域によって導入開始日にズレがあるようだ。
販売予定台数から見るとパチンコの最多は「Pワンパンマン」。人気コンテンツで初のパチンコ化だが最早見飽きたスペックが不安でもある。似たような他機種と比べるとRUSH終了時にも1500発がついてくるので入ってさえしまえば駆け抜け感は気持ち弱いのが良ポイント。スペックよりもコンテンツが好きかどうかが重要なだけに演出やバランスは頑張っていてほしいなとは願う。ニューギンの他の機械がどうだったかとかは一旦忘れて一度は打とうかなと思う1台。なお名古屋のニューギン直営店で先行導入もされている。
次点は「P七つの大罪2」。突入率77.7%、継続率約77%でRUSH中の7回転は前半と後半で大当り期待度が変化する少し特殊なスペックだ。CR機の前作から継続率も上がって気持ちよく連チャン出来る演出ならば楽しめそう。最大の問題はやはりスペック。突入率は高いが初当りの大半は450発でRUSHを駆け抜けるとそれだけで終わってしまう。RUSH後半の期待度もc時短によるリセット込みなので駆け抜けるよりも嫌な駆け抜けもあり得る。
その他では「PFクィーンRUSH」が突然の冒険スペックで困惑させられる。イマイチ結果の出ていない2段階RUSHだが試行回数を稼げるライトミドルなら悪くないのでは。「Pモンキーターン超抜ZDa」はミドルの限界ギリギリスペックと攻めている。継続率の内訳が次回濃厚70%+残保留1個の引き戻し率約38%の合算で約81%といわゆる泣きの一回がかなり強い。このあたりの演出の見せ方次第だ。
「Pターミネーター2」はスペックは大きく変わったがゲーム性は前作と同じく引き戻しに賭ける一撃タイプ。「P GO!GO!マリン 超連撃BATTLE」は何故か魔法少女モノとなった演出が少し気になるが人を選ぶ小当りRUSHタイプ。「P新・遠山の金さん」は希少になってきたST突入率100%タイプ。スペックよりも枠についている紐の引き心地が気になる。
パチンコもパチスロもまだまだあるが11月は多すぎる。多すぎるのに1台1台は少ないしスマスロも控えている。正直勝てる気が一切しない月だ。
©ONE・村田雄介/集英社・ヒーロー協会本部
入れ替えに必死で客の懐具合など気にも留めてない店は早々に逝ってよし。
思いきって、いらない新台は買わないほうが良いと思う。この流れが悪循環しているのよ。