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【寄稿コラム】怪しい商売をしている業種ほど社会貢献をアピールするものだ、パチンコ企業も気を付けたい

異業種の会合に参加してきた。テーマは「社会貢献」。そこで参加者の一人が次のように言う。怪しい商売をしている業種ほど社会貢献を訴えるものだと。たしかにその通りかもしれない。

事業そのものは社会に貢献していないから、他のことで少しでも貢献しているように見せないといけないとも。「例えば生命保険。莫大な事務手数料を徴収しながら、いかにも社会貢献しているような顔をする。あり得ないほど低い還元率しか戻さないのに」と手厳しい。

私達はこんなに良いことをやっていますよと訴えると嫌味に聞こえないか。裏で何か悪さをしているからこそ外面をよく見せようとしているのではないか。個人が自分をひけらかし貢献をアピールすることを躊躇するのは、その生臭さを嫌悪するからだ。

「国民性かも。ちなみにアメリカ人はアピールしまくるけどね」と別の人が言うと、結局受け止める人の感情は同じでどうしても嫌味に聞こえるものだと結論が出る。

ただし、(本人ではなく)別の人から聞かされると素直に賛嘆の気持ちが湧いてくることもまた事実。要するに自分から吹聴しなければ良い話だが、実際にはなかなか難しいところか。

パチンコ業界でも社会貢献活動に積極的な姿勢を見せる企業は非常に多い。そのことを否定するつもりはないが、自社のホームページなどでアピールしても果たしてそれがイメージアップに繋がるのかどうか。

秘すれば花。むしろ知られない方が美しい花が咲く。とにかく社会貢献をただ続ける。それ以上でも以下でもない。


コメント:10件 コメントを書く

  1. 警察が時々、県民の警察官とか警察不祥事24時と言う番組で駐在所の警察官特集してアピールするのと同じですかね。

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  2. アホ丸出しの駄文しか書けない低能のくせに
    顧問先からコンサル料をぶん取る人が
    一番怪しい商売をしている人だと思う。

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