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【寄稿コラム】最近のパチンコホールは新台が本当に入らなくなった、コアなお客が中心となる中でメニュー構成を改めて見つめ直したい

パチンコのヘビーユーザー、そんな友人達と話をしていると「最近は大型店しか行っていない」という。同じくヘビーユーザーを自称する業界誌の記者も同様だった。一番の理由は大型店に行かないと新台が打てないから。

「中小店には本当に新台が入らない。大型店さえだいぶ新台の数は減っているけど」と。そしてこう続ける。「面白いとか人気とかいう以前に、単純に新台を打ちたいというニーズは確実にある。来店頻度の高いお客ほどそうではないか」と、昨今のパチンコ業界事情に苦言を呈していた。

別の日。在日のホール社長と商談した後、友人が経営しているという韓国家庭料理店に連れて行ってくれた。そのホール社長が料理を注文しながら、友人のオーナーに「もっとメニューを増やせ」と真剣にアドバイスしている。

「こういう韓国料理店に来るお客は自分たちのような人間がほとんどで、客層はもともと広くない」と。「対象となる客層の狭い商売で、同じお客に何度も来てもらうためにはメニューの品数を多くしないと飽きられてしまう。定番メニューは絶対必要だが、常に目先を変える工夫も欠かせないよ」などと。

もちろんコアなお客に単品メニューで勝負するお店もある。それでも「客層」と「メニューの品数」を横軸と縦軸に並べてみることは重要だ。ちなみにパチンコ業界の客層は既にコアなお客が中心で、不特定多数の大衆娯楽とはいえなくなっている。ならばメニューはどうするべきか。改めて考えてほしい。


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  1. 新台なんて半年に一度、1年に一度出る位でいいんですよ。そうすれば店は余計な経費をださずにすむんですから。そうすればお客様に還元できるしいろんな所にお金を回せる。
    出す気もない新台打たされるより出す気がある旧台を打ちたいですよ。
    今いらない、多すぎるのはメーカーなんですよ。早くそこに気づかないとメーカーも店も消滅するでしょうね。

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  2. そもそも台が高過ぎるのが原因
    大手に有利な台の販売方法にも問題がある
    そこに言及しないのは何故なのか

    個人的には10年も20年も変わらない地元の味は好きだけどな
    たいして美味くないコーヒー飲みながら時間潰すのも嫌いじゃない
    パチンコもスロットも同じ台を10年も20年も使えないあたり、リニューアルしている感は無きにしも非ずだよ

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