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【拝二刀の訪遊記㉔】相模原エリアで最大級となるパチンコ店はもう少し島間の広さがあれば尚良かった/『グランキコーナ相模原店』視察レポート前編

2022年11月11日に、神奈川県相模原市にて『グランキコーナ相模原店』(アンダーツリー)がグランドオープンしました。設置台数は相模原地域最大級となる1211台で、文字通りの巨艦ホールとなりましたね。

『グランキコーナ相模原店』は新築物件としてオープン。国道16号線と隣の回転寿司店との間に(中央車線の無い道路で)2本以上の道路に囲まれた土地に立地しています。なお、元々のこの場所は公設市場跡地だったといわれ、16号線から奥に間口の長い土地となっていて遊技場の奥には立体駐車場や一部平地駐車場も存在しています。

ちなみに2014年4月から2021年9月までは『キコーナ相模原』として総台数800台のホールも営業していたのは記憶に新しいところですね。ちょうど『グランキコーナ』の斜め向かいにありましたが、すでに解体作業が始まっていました。今回のオープンは新築ですので、どのようにブラッシュアップさせたのか気になっていた人も少なくないことでしょう。

メイン導線の入口は16号線側にありました。その入口からはいると、広いレストスペースとレストランがあります。そこからはパチンココーナーの中央コースに繋がり、島の最初は1円パチンコです。また立体駐車場側の奥に2箇所の入口があります。そこからは主にジャグラーコーナーの端を横目にすることになります。

また店内では1円と一部4円パチンココーナーが禁煙エリアで且つ各台計数機仕様となっていました。その他の4円パチンコとスロットコーナー全域は加熱式たばこ喫煙可能エリアで、且つ箱積み営業スタイルをとっていました。この辺りは近年のトレンド通りといった感じでしょうか。

ちなみに喫煙スペースは、店内のほぼ角隅に合計4カ所、大きな椅子を用意した喫煙レストスペースが2カ所で、パチンココーナー中央には1人用の喫煙BOXも3カ所用意していました。愛煙家への配慮も抜かりありません。

グランドオープン当日の午後3時に、あらためて来店し店内の様子を確認しました。その頃には箱積みコーナーでは何処も大盛況でしたね。4円パチンココーナーでは主力機である『エヴァ未来』や『リゼロ』、最新機種『ワンパンマン』などでドル箱が積み上がっていて、別積みが中央コースに隙間なく積み上げられていました。ただし同店は『ビックマーチ東習志野店』(ジョイパック)のように広さのある通路では無いので、少々歩きにくい印象ではありました。

その箱積みのミドルスペックのコースは、中央から左右合わせて5コースほど確認しています。合わせて400台くらいはあったかと箱の上げ下ろしや出玉交換する従業員さんたちはとても大変だと思います。

なお、先程も触れましたが、中央コースに別積みした場合には交換忘れに注意が必要ですね。また各コース内では、(通常の島の広さですので)中央に箱を持って行く際に大変でしょう。しかも箱の上げ下ろしやトラブル対応によりランプで呼ばれることも多く、従業員の皆さんがパニックにならないか少し心配です。個人的には、その出玉のことを考えた島間の広さがほしかったというのが率直な印象でした。

グランドオープンしてまだまだ日が浅い同店ですが、いずれにしても好スタートを切って集客は成功している事例だと思います。前編はこの辺にしまして、次回後編では周辺動向についてリポートさせて頂きます。

■プロフィール
拝 二刀(おがみ にとう)
パチンコ歴20年以上のホール従業員。最近は財布事情も厳しく、公休日のパチンコは低貸パチンコのみ。条件が良ければ高速道路を使って片道1時間のホールまで打ちに行くマスクを被った変わり者。さらに、最近オープンした「ゲームセンタータンポポ」に足繁く通っている。


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