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【パチンコ経営企業分析】2022年11月度において最も積極的に新台を導入していた「日拓グループ」 グループ全体で2000台超、購入費用は9億円をはるかに超える

「日拓グループ」の旗艦店『エスパス日拓新宿歌舞伎町店』

新台導入状況、機種構成からパチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回、ピックアップするのは「日拓グループ」。

「日拓グループ」は東京都を中心に店舗展開する有力チェーンであり、「エスパス」の屋号を冠し計14軒のパチンコホールを運営中。このうち賃借物件はわずか2軒のみという自社物件比率の高さも同グループを語るうえで大きなポイントだろう。そんな「日拓グループ」は11月度において最も積極的に新台を導入していた。

1店舗あたりの導入台数が最も多く、グループ全体で2000台を超え、1台あたり45万円で換算すると9億円をはるかに超えている。(「鏡」が含まれていない)11月末の時点でのデータとなるが、スマスロ第1弾3機種は「Lバキ 強くなりたくば喰らえ!!!」209台、「パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ」182台、「スマスロリノヘブン」80台と合計471台を導入している。

また、ビジョンサーチ社が独自に集計している新台導入評価(※1)を見ると、直近のデータではパチンコ・パチスロともに14店舗中11店舗が最高の「S」評価となっていた。

これは10店舗以上のグループの中でパチンコ・パチスロともに「S」ランクの比率が高く、どの店舗も積極的に新台を導入しているといえる。

資産価値額(※2)をみても、パチンコは36万4483円(全国平均:19万2442円)、パチスロは56万3345円(全国平均:36万5011円)と、大幅に全国平均を超えており、人気の高い機種を取り揃えていることが分かる。

店舗による差は多少あるものの、パチンコの新台導入評価は「S」でない残りの3店舗は「A」評価であるように、店舗問わず積極的に導入しているグループとなっている。

今週から導入が始まっている「HEY!エリートサラリーマン鏡」はもちろん、年末年始に向けてどれくらい新台を導入するのだろうか。動向が非常に気になるグループである。

※1:新台導入評価
直近半年間における新台の導入台数・導入機種数・新台導入回転率・1機種当たりの最多台数をそれぞれ順位化し、その合計得点を元にS~Eの6段階で評価したもの
なお、S:全国500位以内、A:全国1000位以内となっている。

※2:資産価値
各機種における中古取引額の平均値を足していき、店舗の平均額を算出したもの
店舗における機種の価値を判断する指標となる


コメント:26件 コメントを書く

  1. それだけ客の財布を痛める

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    4
  2. 導入台数多すぎてガラガラじゃん
    そして入れ替えと称した謎の配置変更

    13
    4

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