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【パチンコ経営企業分析】経営資源の選択・集中がはっきりとしている「ダイナムグループ」 2022年11月度の新台導入はグループ全体で約9000台だった

新台導入状況、機種構成からパチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回ピックアップするのは最も店舗数が多い「ダイナムグループ」。

「ダイナムグループ」はパチンコ業界で最大の経営店舗数を誇るナショナルチェーン、1998年には業界初となる労働組合「ダイナムユニオン」を結成するなど、組織体制の近代化を力強く推進。2012年には香港証券取引所パチンコ経営企業初の株式上場も果たしている。

「ダイナム」や「夢屋」などの屋号で432店舗運営しており、次に店舗数の多い「マルハングループ」よりも100店舗以上も多い。また、低貸玉の営業比率が高い点も同グループを語るうえで欠かせないポイントであり、グループ総設置台数20万台強に対し、65%以上の13万台強が低貸玉となっており、低貸玉専門店も225店舗と半数以上を占めている。

「街と生きるパチンコ。」をコンセプトにしつつ、常連客中心の営業を徹底したことで、他の競合チェーン企業ともうまく棲み分けを行えている点は強みであると言えよう。

このような営業方針であるため、新台導入評価(※1)および資産価値額(※2)は低くなるのは必然的だが、11月度における新台導入台数は9000台を超え、1台あたり45万円で換算すると40億円をはるかに超えていた。

この額は「マルハングループ」以外の他のグループと比較すると倍以上に多く、パチンコ業界を代表する企業であると評せるだろう。しかしながら店舗平均で算出すると、1店舗あたり20数台となり、他の競合チェーン企業と比較すると少なくなっている。

そこで新台導入評価を見ていくと、グループ全体で低貸玉の比率が非常に高いことから、高評価の店舗は多くないのだが、その中で『ダイナム相模原店』『ダイナム金町南口店』『YUMEYA浜松大柳店』の3店舗はパチンコ、パチスロともに最高の「S」であった。

パチンコでの「S」評価はこの3店舗のみで、「A」評価は8店舗。パチスロにおいては、「S」評価は『夢屋浦安店』を含めた4店舗で、「A」評価は12店舗となっている。

資産価値額を見ても、パチンコは18万3598円(平均19万2442円)、パチスロは31万7880円(平均36万5011円)と平均を共に下回っているものの、店舗別で見ていくと、平均を大きく超えている店舗も数多く見られ、選択と集中がしっかりとなされているチェーン店といえる。

なお低貸玉に絞って資産価値額を見ていくと、パチンコは14万8038円(平均9万5426円)、パチスロは20万3198円(平均9万9836円)と平均を大きく上回っており、低貸玉だからといって決して軽視しているわけではないことを記しておく。

このように、選択と集中がはっきりとしている「ダイナムグループ」。近くにあるお店はどのような位置づけなのだろうか、推測しながら遊技してみてはいかがでしょうか。

※1:新台導入評価
直近半年間における新台の導入台数・導入機種数・新台導入回転率・1機種当たりの最多台数をそれぞれ順位化し、その合計得点を元にS~Eの6段階で評価したもの
なお、S:全国500位以内、A:全国1000位以内となっている。

※2:資産価値
各機種における中古取引額の平均値を足していき、店舗の平均額を算出したもの
店舗における機種の価値を判断する指標となる


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(コメント数:79件)


コメント:10件 コメントを書く

  1. なんだかんだと客のニーズを捉えて業態を変化させる事に長けている感のあるダイナムさん
    マーケの達人がいるのだろう
    来年からどう動くかたのしみではあるが
    舵取り間違えると一気に客がトブ昨今
    こじんまりした感じでまとめていくのではないか
    地方ではダイナムのテレビCM見なくなったぞ

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  2. 俺の田舎では業界が下り始めたまだまだ好景気時代に、新規オーブン(約500台)初日時短営業から割数11有るかどうかのショボさだった。
    そのため印象がすこぶる悪い。

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