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【パチンコ経営企業分析】大阪を代表するホール企業・平川商事は大型店舗に注力する傾向、1111台で新築オープンする『HYPER ARROW 美原店』に注目

新台導入状況、機種構成からパチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回ピックアップするのは12月22日に『HYPER ARROW 美原店』を新築オープンすることで注目を集めている平川商事グループだ。

「平川商事グループ」は大阪府を中心に店舗展開している有力チェーンで、主に『ARROW』の屋号を冠しており計21店舗を営業中。関東においては『ARROW池上店』と『ARROW平塚店』の2店舗が営業している。集客力には定評があり、大阪を代表するチェーン企業の一つと評してよいだろう。

1000台以上の巨艦店舗も2店舗運営。そしてこのたび、グループ3店舗目となる1000台以上の巨艦店舗『HYPER ARROW 美原店』(1111台)をグランドオープンすることなった。

1111台の完全新築パチンコ店『ハイパーアロー美原店』が12月22日グランドオープン、12月16日より会員募集・入場参加券配布

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そんな平川商事グループだが、新台導入評価(※1)を見ると、「S」ランクはパチンコ、パチスロともに4店舗。そのうち『ARROW浪速店』『HYPER ARROW深井店』『ARROW池上店』の3店舗はパチンコ、パチスロともに「S」ランクであった。

また、「A」ランクはパチンコが4店舗、パチスロが3店舗であるように、全店舗において積極的に新台を導入しているのではなく、旗艦店舗に注力する経営方針がうかがえる。なお、『ARROW浪速店』に次いで2番目の規模を誇る『ARROW namBa HIPS』(1041台)はパチンコが「A」、パチスロ「S」ランクであり、しっかりと新台が導入されている。

資産価値額(※2)では、パチンコは24万6205円(全国平均:19万2442円)、パチスロは59万5255円(36万5011円)と、全国平均を共に超えていた。店舗別の資産価値額をみていくと、優先度の高い店舗・低い店舗が明確に分かれていて、大型店舗に平均額が高い傾向が見られる。

主力となる大型店舗にしっかりと注力して営業を行っている「平川商事グループ」。12月22日にグランドオープンする『HYPER ARROW 美原店』、どのような営業を行っていくのか非常に楽しみである。

※1:新台導入評価
直近半年間における新台の導入台数・導入機種数・新台導入回転率・1機種当たりの最多台数をそれぞれ順位化し、その合計得点を元にS~Eの6段階で評価したもの
なお、S:全国500位以内、A:全国1000位以内となっている。

※2:資産価値
各機種における中古取引額の平均値を足していき、店舗の平均額を算出したもの
店舗における機種の価値を判断する指標となる


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  1. わかりやすい。業界関係者が読み込む内容なのでPVも伸びるだろう。
    優良他店の動向は気になってしかたがないはずだ。

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