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12月19日導入のパチンコ新台はスマスロに負けず劣らずの荒いスペックばかり【パチンコ依存者Yの新台論評】

サミーの「P TIGER & BUNNY ~完全無欠WILDスペック~」。42.5%の引き戻しを突破できれば万発が目の前というスペック

次回入替は12月19日から。年内最後の入替ということで繁忙期向けに注目機種が揃っているが、本年はスマスロもあったのでやや控えめなラインナップだ。とはいえパチンコ新台はスマスロに負けず劣らずの荒いスペックばかり。

大量導入を控えている「Pゴジラ対エヴァンゲリオン ~G細胞覚醒~」のスペックは正直お腹いっぱいだがオリジナルストーリーだったり「エヴァ」以来のスマートハンドルだったりと話題性は高く、他に大量導入できる機械もない、というか他が同時導入を避けた節があるので同機をメインにするほかない。細かいスペックはさておき、RUSH非突入でも約1000個取れる点や保留連、実質次回大当りの振り分けなどによって3000個~9000個まで一撃出玉の魅せ方もこだわっていたりと期待はできそう。あとは去年の「エヴァ」くらい控えめな煽りであればいいな、と思う。

同時導入のパチンコはさらに荒れるスペックで「P TIGER & BUNNY ~完全無欠WILDスペック~」は初当りの55%で4500発がまず確定し、消化後に42.5%の引き戻しを突破できればお馴染み1500×81%継続に突入と、引き戻しさえ突破できれば万発は目の前である。まあすべてを平均すれば計算上はどれも他機種と似たようなもの。自分は「タイバニ」のような門の狭いタイプのほうが好みだ。だから勝てないんだが。

残る「Pゴッドイーター神がかりVer.」は鬼がかった感じの神がかりスペック。RUSHは本当の本当に1回転勝負と男気溢れる仕様で潔い。あとは演出バランスさえなんとかなっていてくれれば、という感じ。「ゴッドイーター究極一閃」でさえ時短1回+保留1個を神速で駆け抜けていっただけに感情のジェットコースターは面白そう。

パチスロ新機種は次回に回して12月上旬機種を振り返ってみると、導入規模では流石に「鏡」が圧倒的。しかし2万台近く入っているせいか初日にちょっと様子を見に行くと既に空きが出ていたりと嫌な雰囲気も。「ヴヴヴ」のインパクトが強すぎて「鏡」はなんか普通だな……となりがち。面白さよりも「番長ZERO」に代わって高設定を使ってくれることを客も期待しているので共存を目指すと辛いかもしれない。そして「鏡」までの4機種でスマスロは一旦打ち止め。発表済みの「SAO」と「ゴブスレ」だけでは全然足りないと思うのだが、バラバラに出すよりは数社まとまって出して盛り上げてほしいところ。適合に苦戦する間に「ヴヴヴ」みたいなスペックにしてよ、とか言われてるんだろうな。

パチンコは再販の「エヴァ」のほうが新台より導入されているんじゃないかというくらいに売れていない。「ゴジエヴァ」あるしね……。

話題としては「アズレン」の爆発力が挙げられているが、個人的に気になっているのは「アズレン」をどの島に設置しているかどうか。筆者の近所のホールは予想通り甘デジの島に鎮座していた。「ダイナマイトキング」も勿論ライトミドルと一緒くたにされている。しかし却ってそういうホールのほうが全体稼働は良かったりする。下手な知識で機械を選ぶよりも数字だけで見ているホール、企業のほうがトータルでみると安定するものだ。なにせ雰囲気で還元するのではなく数字で見て還元するときはキッチリ出すと決めているから。

©BNP/T&B PARTNERS ©Bandai Namco Sevens Inc. ©Sammy


コメント:4件 コメントを書く

  1. 面白くない。昔の連チャン機の方が楽しかったし、釘をみての羽物で遊ぶ楽しみも…今のやつは出玉が1/4位しか無い。何がc時短…?
    わかりやすい仕組みにしてくれないと…
    消費税の負担も大きすぎ

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  2. メーカーは、単純だわ。誰が、荒波、ハイスペックは求めてないから、一瞬で終わる仕様なんか、依存性対策には成らず。

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