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【パチンコ狂の詩】約45%のパチンコホールが既にスマスロを導入済み、希少価値は思っていたよりも小さそうだ

スマスロの導入が開始されて3週間ほど。第1弾として稼働を開始した3機種の合計台数を集計してみると「ヴァルヴレイヴ」の約1.8万台を始めとして3機種合計では3.5万台からのスタートだった。

そして先週からは「エリートサラリーマン鏡」の稼働も開始され、こちらはまだ集計途中ながら2万台オーバーが見込まれる。4機種合計で6万台近くのスマスロが市場投入された格好だが、市場全体に125万台のパチスロ機があることを考えれば設置比率は5%以下。まだまだ微々たるものといえるだろう。

そんな中で1店舗に100台以上のスマスロを設置済みのホールも複数出ているなど、店舗間の格差は当然大きい状況である。ちなみに茨城県つくば市の『レイト平塚』に至ってはパチスロ機277台に対してスマスロの導入総数が101台にも上り、設置比率は約37%という数値をマークしていた。

このように有力チェーンにおける一部の店舗が大量導入を見せている一方で、未導入ホールの数も相当数に上るはずだ。そこで、スマスロを1台も導入していない店舗数を改めてカウントしてみると全国で3989軒だった。総数は7278軒なので、比率でいうと約55%に。

これは想像していたよりもだいぶ少ないというのが正直な感想である。裏を返せば、全体の45%ほどのホールが既にスマスロを導入済みということ。あれだけユニット不足がささやかれ、全然手に入らないようなイメージが強かっただけに個人的にはだいぶ意外な結果だった。

そういえば先日、東京下町の小さなホールを視察した際には(パチスロコーナーの遊技客が2人だけだったのに対し)スマスロも2台設置されていて少し驚かされたことを思い出す。

スマスロの希少価値は私が思っていたよりも小さそう。有るか無いかではなく、どういう運用がなされているか。スロット営業は結局そこに尽きるのだろう。1軒でも多くのホールが大事に使ってくれることを期待したい。


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