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【パチンコ経営企業分析】スピード感のある店舗運営が特徴の「NEXUSグループ」、新台導入にも積極的でここ数か月間3000台前後の新台を導入

新台導入状況、機種構成からパチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回ピックアップするのはスクラップ&ビルドを行いながら、多店舗展開している「NEXUSグループ」。

「NEXUSグループ」は「D’station」の屋号を冠し全国で60店舗のパチンコホールを運営している有力チェーン。1店舗あたりの平均設置台数は831台で、総設置台数は約5万台に上る。また、2017年末には九州で店舗展開していた『P-ZONE』13店舗の営業を引き継いで大きな話題となった。

その後も新規出店を積極的に進めている一方で、本年度は店舗閉鎖もいくつか見られるなど、スピード感ある店舗運営を行っている優良法人といえる。

また、アスリートへの支援を積極的に行っており、2019年に「NEXUSフェンシングクラブ」を設立。同クラブに所属する見延和靖選手ら日本代表チームが東京オリンピック「エペ団体」で金メダルを獲得したことは記憶に新しい。

そんな「NEXUSグループ」は、新台導入に積極姿勢を示すホールチェーンの一つである。ここ数か月間3000台前後の導入を行っており、1台あたり45万円で換算すると13億円以上となる。

新台導入評価(※1)における「S」評価はパチンコが26店舗、パチスロが23店舗で、「A」評価はパチンコが14店舗、パチスロが16店舗であるように、上位2ランクの評価に該当する店舗合計がともに半数を超えていることから、特定店舗に偏らずに満遍なく新台を導入していると言えよう。

資産価値額(※2)に関しては、パチンコは25万1942円(全国平均:19万2442円)、パチスロは43万531円(36万5011円)と新台導入評価ほどのインパクトは少ないものの、いずれの数値も平均を超えている。

スクラップ&ビルドを推進していることから、明確な運営基準を設けていると思われるところ。このようにスピード感があり、さらに『高崎本店』と『都城駅前店』の新規グランドオープンを控えていることから、ますます勢いが加速しそうなNEXUSグループ。今後の新台戦略も含め非常に楽しみである。

※1:新台導入評価
直近半年間における新台の導入台数・導入機種数・新台導入回転率・1機種当たりの最多台数をそれぞれ順位化し、その合計得点を元にS~Eの6段階で評価したもの
なお、S:全国500位以内、A:全国1000位以内となっている。

※2:資産価値
各機種における中古取引額の平均値を足していき、店舗の平均額を算出したもの
店舗における機種の価値を判断する指標となる


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  1. 新台大量に入れるし、すぐに通路になって外すのも早め
    ただし愛姫ピンクパンサーマッピーみたいな甘いと言われる台は知ってる範囲では全く入れない

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