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【パチンコ経営企業分析】20店舗以上の大手チェーンで最もスマスロの設置比率が高い「マタハリーグループ」、商機を見極め一気に集中させる強さが光る

新台導入状況、機種構成からパチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回ピックアップするのは、20店舗以上の大手チェーンで最もスマスロの設置比率が高い「マタハリーグループ」。

「マタハリーグループ」は、神奈川県を中心に首都圏で店舗展開する有力チェーンで、主に「PIA」の屋号を冠し25店舗を運営。1店舗あたりの平均設置台数は613台で、1000台以上の巨艦店舗を3店舗運営している。また川崎地区などにおける1エリアにおけるドミナント展開を行うという特色も持つ。

そんな「マタハリーグループ」の新台導入評価(※1)を見ていくと、「S」評価はパチンコが11店舗、パチスロが7店舗、「A」評価はパチンコ・パチスロともに2店舗であった。

スマスロの設置比率が高いわりにパチスロの新台評価はパチンコと比較すると低いのだが、月次の新台導入状況を見ていくと、11月の購入台数は今年に入った最も多く、9月の約2倍であったことから、商機を見極め一気に集中させる強さを持ち合わせているのだろう。

なお、現時点で導入されているスマスロのうち「HEY!エリートサラリーマン鏡」は12月発売機種であるので、12月も積極的に新台を導入しているものと思われる。

また資産価値額(※2)をみても、パチンコは35万3,296円(全国平均:19万2,442円)、パチスロは69万2,255円(36万5,011円)と、全国平均を共に大幅に超えていた。さらに店舗別にみていくと、パチンコの資産価値額TOP10に『PIA川崎ダイス店』『PIA横浜モアーズ店』『PIA町田新館』の3店舗が入っていた。

このように、数値から見るとパチンコに注力している印象があるものの、スマスロの大量導入をおこなっているように、中期的な視点を持って店舗運営をしていると思われる。年末年始に向けて、どのような施策を行ってくるのか楽しみである。

※1:新台導入評価
直近半年間における新台の導入台数・導入機種数・新台導入回転率・1機種当たりの最多台数をそれぞれ順位化し、その合計得点を元にS~Eの6段階で評価したもの
なお、S:全国500位以内、A:全国1000位以内となっている。

※2:資産価値
各機種における中古取引額の平均値を足していき、店舗の平均額を算出したもの
店舗における機種の価値を判断する指標となる


コメント:8件 コメントを書く

  1. 北にミサイルを打たせるために頑張ってるね

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  2. パチンコ業界儲かっているようなので貸玉1玉に付き1円の税金取りましょう。
    ミサイル撃たせないための増税なので「抑止力強化税」とでもいいましょうか
    国民の大多数が賛成してくれるよい増税案だと思います。

    9
    22

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