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【パチンコ経営企業分析】九州地方でパチンコホール「ワンダーランド」を展開するタイラベストビートグループ、規模拡大に頼らない堅実な営業を行う

新台導入状況、機種構成からパチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回ピックアップするのは、九州地方で店舗展開している「タイラベストビートグループ」。

「タイラベストビートグループ」は全て「ワンダーランド」の屋号を冠し福岡県を中心に九州地方で38店舗運営。1店舗あたりの平均設置台数は767台と既存店舗の多くが大型店舗であり、1000台以上の巨艦店舗を5店舗運営している。また、集客も高く九州地方を代表するチェーン企業の一つといえる。

そんな「タイラベストビートグループ」の新台導入評価(※1)を見ていくと、「S」評価はパチンコが15店舗、パチスロが13店舗、「A」評価はパチンコ・パチスロともに8店舗であった。半数以上の店舗が上位2ランクに収まっており、新台購入意欲が高い様子が見受けられる。

また、資産価値額(※2)に関しては、平均額と対比するとパチンコは27万7,578円(全国平均:19万2,442円)、パチスロは52万3,794円(36万5,011円)と、ともに平均値を超えていた。

新台導入評価ほどのインパクトは感じられなかったものの、店舗別にみていくと資産価値額トップ100にパチンコは4店舗、パチスロは2店舗入っており、旗艦店舗には魅力のある機種構成がなされていると言えよう。

新規出店に関しては、2016年以降見られない「タイラベストビートグループ」。規模の拡大に頼らない堅実な営業を行っていると思われるので、来年も安定した運営がなされるのだろう。

※1:新台導入評価
直近半年間における新台の導入台数・導入機種数・新台導入回転率・1機種当たりの最多台数をそれぞれ順位化し、その合計得点を元にS~Eの6段階で評価したもの
なお、S:全国500位以内、A:全国1000位以内となっている。

※2:資産価値
各機種における中古取引額の平均値を足していき、店舗の平均額を算出したもの
店舗における機種の価値を判断する指標となる


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  1. 1番信用できる店かな。店舗にもよるが

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