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販売数とか人気とか一切関係ない個人的今年のMVP、パチンコは「真・牙狼2」パチスロは「新鬼2」【パチンコ依存者Yの新台論評】

「真・牙狼2」(サンセイR&D)

22年導入の新機種を振り返ってみる。

パチンコはシンプルに販売数でみると「ゴジラ対エヴァ」が今年の顔になるが話題性では「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.」がやはり一番だろうか。

導入開始日は22年1月11日と新年一発目の機械が1年通して走り切ると言うのは過去なかったような気がする。しかも実質追加スペックだし、大本のミドルはコケてるし、クッソ辛いしと何故流行ったのか本当に不思議な1台だった。しかしそれ以上に先バレと3000発大当りが気持ちよかったのも事実。昨年末導入の「エヴァ未来への咆哮」もほぼ今年の1台ではあるが、共通点は通常時にあまりイライラしないという点だったと思う。似たようなスペックと先バレっぽいカスタムが増えてきたが先バレが付いてもうざったい通常時が改善されない機械がまだまだ多すぎる。フラッシュ多用とギミックガチャガチャと設定変えてもうるさいSEが滅びるその日まで訴え続けたい。

一方でパチスロはこの1台というものが決まらない。

台数や貢献度からみると「押忍!番長ZERO」になりそうだが6.5号機やスマスロのほうが印象は強い。そうなると「パチスロ犬夜叉」か「パチスロ甲鉄城のカバネリ」あたりだろうか。6.5号機以降の出玉性能向上を認知させたという点では「犬夜叉」がMVPではないかと個人的には思う。面白いとかつまらないとか辛い甘いの前に、嘘か真かはさておき「万枚が出やすい」という夢がこれまでのパチスロ6号機に足りなかったものだ。似たような引き戻しシステムは以前にもあったが有利区間=デメリットという印象を覆したことは大きい(デメリットなのは事実だが)。

そして11月下旬からはスマスロの導入が始まったわけだが、機械がピンキリすぎてスマスロ自体を語る段階にないのでは。「ヴヴヴ」も瞬間最大風速は凄まじかったが流石に空席が目立ってきた。あれを日常的に打てるユーザーが大多数なら23年はホールの数が倍以上に増えているはず。「凱旋」のリセ天狙って打ってたころのほうが健全だよなと思いながら諭吉を突っ込んでいる。加えてメダルレスになった分、1プッシュで追加されるちょっとしたクレジットで1000円を消費していることに自身でも引く。そもそもこれまで「貸玉料金」だったのに実物がないのなら遊技する権利を買っていることになるのだろうか。どうでもいい言葉遊びでしかないが全てスマパチ・スマスロに置き換わった頃には変わるのだろうか。

販売数とか人気とか一切関係ない個人的今年のMVPは「真・牙狼2」と「新鬼2」だ。自分は一応パチンコは遊技で時間消費型の娯楽だと思っているので遊んでストレスが溜まる台でなければそれでいい。今年のクソ台大賞も決めたいところだが九割九分の機械は1回打って二度と打たねーだろうなと感じてそれっきりなので同率1位が多すぎる。

23年は遊べる台が今年よりは増えますように。

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コメント:3件 コメントを書く

  1. 仕事しろよ、クズ

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  2. 何度も訂正させて貰いますが、メーカーは遊べる台、というより遊んでもらう為の台は作っています。ホールの調整と設定配分、設定L使用が台を遊べる状態じゃなくしているのです。辛いと言われているハードボイルド、辛いのであれば設定2をベースに使うようにしていけばいいだけの話しです。メーカー側も、売り出したスロットを常設定1で稼働させられるなんて思ってもいないでしょう。そうだとしたら、わざわざ設定いくつ確定演出など作りません。メーカーが、著しく台のゲーム性が壊れる事も嫌って、わざわざ設定Lも一見でわかるようにしているくらいなのですから。

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