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【パチンコ経営企業分析】パチスロ新台導入評価で最高「S」評価の店舗が多いのは三重県、直近6カ月における新台導入評価を分析(パチスロ編)

今回は、直近のパチスロ新台導入評価(2022年7月~12月の6カ月間の評価)を元に考察を行っていく。

下記は上位500店舗が該当する「S」評価店舗数が多い都道府県トップ3だ。

1.愛知県 59店舗
2.東京都 46店舗
3.福岡県 42店舗

10店舗以上ある都道府県は他に12県が該当し、逆に1店舗も存在しないところは4県あった。パチンコと異なり愛知県が最も多く、福岡県もトップ3に入っているように、パチスロを積極的に導入している様子も見られる結果となった。

一方、「S」ランク店舗の比率が高い都道府県を見ていくと、

1.三重県 16.1%
2.愛知県、福岡県 15.0%

であり、その他10%以上の都道府県は4県であり、東京都は8.7%と10%を下回っていた。

東京都は、パチンコにおいて店舗数・店舗比率がともにトップだったのだが、パチスロでは目立った結果ではなく、三重県が圧倒的に「S」ランク比率が高かったのは興味深い。

では、次にグループ別にみていく。

「S」ランクの店舗数が最も多かったのはマルハングループで64店舗。20店舗以上存在したのが、NEXUSグループ(23店舗)のみで、10店舗以上存在したのは、他8グループであった。

この上位グループで興味深かったのは、タイラベストビートグループ。「S」ランク店舗がパチンコは11店舗だったのだが、パチスロでは17店舗あり、同グループが福岡県の比率を高めたことが見て取れた。

次に同じように比率で見ていくと、20店舗以上で最も「S」ランクの比率が高かったのは、マタハリーグループの47.6%。

10店舗以上まで広げていくと、

1.麗都グループ 75.0%
2.日拓グループ 71.4%
3.真城グループ 69.2%
4.セントラルグループ 66.7%(※愛知県を中心に主に「コンコルド」の屋号で営業しているグループ)
5.日光商事グループ、デルパラグループ 50.0%

そして、次位が浜友観光グループとなった。

日拓グループやセントラルグループは同じように積極的に導入していることがうかがえるが、日光商事グループはランクインこそしているものの、パチンコほど全店に積極的に導入していない印象を受ける。

パチンコとパチスロ、どちらに注力するかはそれぞれの企業の捉え方次第だが、このようにみていくと、特色が表れて興味深い。振り返ってみればパチンコ(スロット)のほうが新台が入るなぁと、思ったことはないだろうか。


コメント:2件 コメントを書く

  1. S評価って何を基準に?

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  2. それだけ養分から搾取しているということでしょ?

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