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【パチンコ経営企業分析】福島県を代表するパチンコチェーン「ニラクグループ」、名実ともに『ニラク郡山大町店』が旗艦店舗と評せる

『ニラク郡山大町店』(※2020年8月撮影)

新台導入状況、機種構成からパチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回は「ニラクグループ」にフォーカスをあてる。

「ニラクグループ」は全てに「ニラク」の屋号を冠したパチンコホールを福島県を中心に48店舗運営している。1店舗あたりの平均設置台数は593台で、1000台以上の巨艦店舗は2店舗にとどまり、中小規模の店舗が中心となる。

そのため資産価値額を見ていくと、パチンコは20万5962円(平均18万5151円)、パチスロは39万9259円(平均37万2603円)と平均額を上回っているものの、新台導入評価では「S」ランクの店舗はパチンコ2店舗、パチスロ1店舗で、「A」ランクの店舗はともに9店舗ずつにとどまった。

年間の新台導入台数は約1万3000台にとどまっており、新台を積極的に導入している日光商事グループ(16店舗)とほぼ同台数となっている。

そんな中でパチンコ・パチスロともに新台導入評価が「S」ランクの店舗は『ニラク郡山大町店』(1029台)である。同店は本社のある福島県郡山市に位置しており、市内に9店舗営業している系列店舗の中でも中心的な存在となっている。資産価値額においても、パチンコが43万8496円、パチスロが69万9077円となっており、グループの中でも最も資産価値額が高くなっている。

また半径3km圏の競合店舗は『ニラク郡山大町店』を含めて7店舗あり、平均設置台数は703台となる。

最も設置台数が多い店舗であるが、『ビックつばめ郡山店』(906台)、『エヌワン郡山店』(947台)の2店舗も、新台導入評価がともに「S」ランクとなっており、この3店舗が積極的に新台を導入していた。

グループ内における旗艦店舗であり、本社のある郡山市の代表格の店舗でもあるので、今年も積極的に投資を行っていく店舗なのだろう。

※1:新台導入評価
直近半年間における新台の導入台数・導入機種数・新台導入回転率・1機種当たりの最多台数をそれぞれ順位化し、その合計得点を元にS~Eの6段階で評価したもの
なお、S:全国500位以内、A:全国1000位以内となっている。

※2:資産価値
各機種における中古取引額の平均値を足していき、店舗の平均額を算出したもの
店舗における機種の価値を判断する指標となる


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