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牛丼チェーン店に見る出店候補地の選定、パチンコ店も機種構成による出店の基準を考慮すべき【凡人S氏の徒然日記】

駅前での営業をよく見かける牛丼チェーン店。売上高1位は「すき家」のゼンショー。2位に吉野家、3位に松屋と続いている。今回はその中で吉野家と松屋の駅前出店についての違いに注目してみた。

まず吉野家は駅前のビル・イン物件の立地要件として以下を挙げている。
①乗降客5万人以上の駅前
②乗降客10万人以上の駅周辺
③繁華街で人通りの多い場所
④店舗面積:1店舗面積25~35坪
⑤間口:6m以上(4.5mより可)

一方、松屋の駅前のビル・イン物件の立地要件は以下
①1日乗降客2万人以上の駅から50m以内。人目につくところ。
②事業所街やオフィス街の飲食店舗の少ないところ。
③原則1階路面店舗。(地階や2階だけの単独出店は不可)
④店舗面積目安:25坪~40坪

乗降者数でいうと吉野家5万人以上、松屋2万人以上と松屋のほうがより規模の小さい駅前も対象にしている。更には松屋は乗降者数10万人以上であれば少し駅から離れていても候補にしている。

松屋に関しては定食の展開等メニューの豊富さから、より多くの客層をターゲットにできるといったことから上記を条件としているようだ。

パチンコ店に関しても、高齢者重視の機種構成にした場合の出店候補地の選定、新台をより積極的に導入し鮮度の良い機種の品揃えにした場合などの選定等、ターゲットをより明確化し差別化を図る必要がある。単純な選定では勝負できない時代であるということを踏まえなければならないだろう。


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  1. インチキ賭博屋と牛丼屋を比較することがナンセンス

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