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「広告宣伝ガイドライン」が発出されてもパチンコホールの動きは意外に慎重か、毎日がお祭りであり毎日が特別な日に【我市場的瑣末主義】

10年ぶりに改訂された「広告宣伝のガイドライン」が発表され、なし崩し的に宣伝が派手になるのかと思いきや、意外に全体としてホールの動きは慎重。様子見というところか。並行して、昨年景品買取違反や釘の無承認変更で逮捕や書類送検されていたホールが営業停止処分などで相次ぎ閉店した。行政の牽制とみるのはうがちすぎか。

昔の流行り歌にバラクーダの『日本全国酒飲み音頭』があった。「1月は正月で酒が飲めるぞ、2月は豆まきで酒が飲めるぞ…」以下、3月はひな祭り・4月は花見・5月は…と続き、結局年中何らかの理由をつけて飲む酒飲みの歌だ。

ちなみに2番の歌詞は、北海道は毛ガニ、秋田はきりたんぽ、など北から南まで順に特産物で酒が飲めると。つまり、いつでもどこでも飲み歩くために何らかの理由をつけて正当化するというわけで、そのため飲む理由には特別感が必要となる。豆まき、ひな祭り、花見…、毛ガニ、さくらんぼ、納豆などと。

経営の要諦は安定的成長。できるだけデコボコをなくして緩やかな成長を維持する。ただ、はたから見た目には特別感を演出する必要がある。特別な日、特別な食べ物など。それを内側の経営は冷徹な目で安定させる。毎日がお祭りであり毎日が特別な日

※本コラムは「日刊遊技情報」より抜粋


コメント:3件 コメントを書く

  1. 広告うったからって、いつも通りのベタピン設定なんだから盛り上がりは無いよね。てか特に釘の絞め方もヤバくなってきたし…ステージへのワープ口に玉が挟まるのを、まさか大手チェーン店で頻度に見るなんて想像もしてませんでしたよ。

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  2. 今回の広告宣伝規制は今までやってからアウト認定されてたものを事前に組合を通して警察に確認しろっていうのが一番の変更点よ
    店が勝手に勇み足しした言い訳をさせない改正だから目立たないんじゃない?

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