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【寄稿コラム】これで名門ソフィアまでもが撤退したら、パチンコ業界はますます再興の道が険しくなる

西陣大阪支店。閉鎖の準備が進められているようだった。

遊技機販売商社の西陣が創業70年余の歴史を終えて廃業した。遊技機メーカーとしてはソフィアなのだが、一般層には西陣=メーカーというイメージが強いため、SNS等ではかなり大きなニュースとなったのも当然か。

とはいえ設備は「エース電研」に、遊技機の修理・メンテナンスは「ソフィア」が引き継ぐ。遊技機メーカーのソフィアが残っているから、もしかしたら遊技機の製造は続けるのかもしれない。また、フィールズ等に販売を依頼するという手もある。

なお、ソフィアはハネモノをはじめ大変楽しい遊技機を多数作ってきた。レッドライオン・ニューモンローなど、16ラウンド初期の頃は「桐生御三家」として上場した平和やSANKYOと遜色ない活躍をしていたものだ。

特に「花満開」は、そのゲーム性とリーチ演出の見事さで大きな売上をあげた。西陣の繁栄はそのままパチンコ業界の繁栄に繋がっていたと言っても過言ではないことだろう。売れなくなったとはいえ、地力はある会社だ。今も堅実な台数で堅実な稼働を叩き上げ、中古機価格などは高値安定しているイメージも。

コロナによる販売台数の減少、困難になった部材の調達。ホールも苦しくなり、大手メーカーしか売れない現況では前途多難なのは否めない。これで名門ソフィアまでもが撤退したら、ますます業界は再興の道が険しくなるのではないかと危惧している。


コメント:13件 コメントを書く

  1. 名門といえば聞こえはいいが、古参が既得権益にしがみつき新規が全く育たなかった事も衰退の一因にあると思う
    自ら未来を閉ざしていった結果ではないか?

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  2. で?再興の為にどうすればいいのか?またしても結論書いてないな

    先細りの衰退産業に再興もへったくれもない。
    いち早く見切りをつけた西陣経営陣の大英断を称賛すべきだろう

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