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【パチンコ経営企業分析】パチスロの資産価値額トップは「SB Good Industryグループ」、「マイジャグラーⅤ」など高額機種の人気は変わらず高い

新台導入状況、機種構成からパチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回はパチスロの資産価値額に焦点をあてて、店舗・グループ別にみていく。

3月末時点における資産価値額が高い機種は下表の通りとなる。

機種名 発売時期 中心価格 前月 前月差分
マイジャグラーV 2021年12月 2,840,800 2,669,818 170,982
沖ドキ!GOLD‐30 2022年12月 2,286,206 2,145,975 140,231
沖ドキ!GOLD 2022年12月 1,623,863 1,692,127 ▲ 68,264
ハッピージャグラーVⅢ 2022年10月 1,614,736 1,472,666 142,070
パチスロ甲鉄城のカバネリ 2022年7月 1,574,895 1,612,205 ▲ 37,310
パチスロ 新鬼武者2 2022年8月 1,314,250 1,178,928 135,322
ファンキージャグラー2 2021年10月 1,199,772 1,045,000 154,772

中心価格が100万円を超えていたのは上記7機種となる。

そのうち「マイジャグラーV」と「沖ドキ!GOLD‐30」の2機種においては取引額が200万円を超えていたが、パチンコの取引額上位機種と異なり先月よりも取引額が増加していた。

また上表の7機種の取引額についてもほぼ増加傾向にあるように、高額機種の人気は変わらず高いと言えよう。

その中で店舗別に見ていくと、上位店舗は下表の通りとなる。

店舗名 グループ名 住所 資産価値額 前月
国際センター中野店 三佑商事グループ 東京都中野区 2,072,198 1,927,080
シグマ加賀屋店 マンドレグループ 大阪府大阪市住之江区 1,499,391 1,388,857
R7 STRONG 共栄商事グループ 埼玉県さいたま市岩槻区 1,341,977 1,239,361
ZAP PRESTIGE ZAPグループ 神奈川県横須賀市 1,339,872 1,260,328
フォーティ・サミット チアエンタープライズグループ 大分県大分市 1,270,797 1,206,339

この上位5店舗においては、1~4位までの4店舗は先月もトップ5に入っていた。

これらの店舗は「ジャグラー」シリーズを中心とした機種構成であるので、今後も資産価値額は高額で推移するのだろう。

なお、資産価値額が100万円を超えていたのは74店舗である。これを都道府県別に見ていくと、30都道府県において該当店舗があり、最も店舗数が多いのは「熊本県」で11店舗であった。

次にグループ別に見ていく。

5店舗以上のグループにおいて、資産価値額が高かったのは下表の通り。

グループ名 資産価値額 前月
SB Good Industryグループ 954,745 893,222
細山田商事グループ 877,343 871,935
チアエンタープライズグループ 794,503 751,571
アーリーコーポレーショングループ 747,008 722,751
岩下兄弟グループ 741,264 735,248

「SB Good Industryグループ」は、先月同様に今月もトップであった。また5位の「岩下兄弟グループ」と同じく「熊本県」で多店舗展開してることが、同県の資産価値額が高額な店舗が多い要因なのだろう。

また、パチスロ全体の資産価値額を見ていくと、2月度の419,814円から435,449円へと100,000円以上増加していることもあり、上表の5グループだけでなくほとんどのグループにおいて先月以上の資産価値額となった。

パチンコの資産価値額も先月よりは増加しているものの、その伸び幅はパチスロに比べると小さいため、パチンコとパチスロの資産価値額の差がさらに開いている。この流れはどこかで変わるのだろうか。


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