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【パチンコ経営企業分析】「S」ランク比率が高いパチンコチェーンは「日拓グループ」、2023年3月度の新台導入評価(パチンコ編)

直近のパチンコ新台導入評価(2022年10月~2023年3月の6カ月間の評価)を元に考察を行っていく。先日は都道府県別に見ていったが、今回はパチンコ経営企業のグループ別に見ていく。

全1643グループのうちパチンコの新台導入評価が「S」ランクの店舗が存在するのが136グループあり、店舗数上位のグループは下表の通りとなる。

グループ名 店舗数 S店舗
マルハングループ 307 56
NEXUSグループ 64 21
延田エンタープライズグループ 59 18
ガイアグループ 85 17
浜友観光グループ 23 14

※店舗数にはパチスロ専門店は含んでいない

「数」を基準に抽出したため、営業店舗数の多いグループが上位にくるのは当然であろう。

では、比率で見た場合はどうだろうか。

それぞれのグループにおいて、経営店舗における優先順位はつけられていると思うが、「S」ランク店舗の比率が高いほど新台特化型と言えよう。10店舗以上の134グループのうち、「S」ランク店舗を持つのが73グループであるが、その中において「S」ランク比率が50%を超えているのは下表の通り。

グループ名 店舗数 S店舗数 S比率
日拓グループ 14 12 85.7%
中原商事グループ 10 8 80.0%
SB Good Industryグループ 14 11 78.6%
日光商事グループ 15 10 66.7%
セントラルグループ(※) 14 9 64.3%
デルパラグループ 16 10 62.5
浜友観光グループ 23 14 60.9%
メッセグループ 12 6 50.0%

※店舗数にはパチスロ専門店は含んでいない
※セントラルグループは愛知県を中心に主に「メガコンコルド」の屋号で営業しているグループ

「浜友観光グループ」を除いて20店舗未満のグループとなっているように、全店舗に満遍なく積極的に新台を導入しようとすると、やはりこれくらいの店舗規模となるのだろう。

ちなみに5~10店舗で経営しているグループで見ると、全201グループのうち、「S」ランク店舗を持つグループは28グループにとどまっていた。その中には「S」ランク店舗比率が50%以上のグループも存在するものの、半年間の実績値で全国500位以内の「S」ランクになるには、ある程度の規模が必要になるのだろう。


コメント:1件 コメントを書く

  1. 日拓って名前、嫌いじゃないよ

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