今回も直近のパチスロ新台導入評価(2022年10月~2023年3月の6カ月間の評価)を元に考察を行っていく。
前回グループ別にみて、経営店舗10店舗以上における「S」ランク店舗比率が高いグループをピックアップしたが、今回は10店舗未満で経営しているグループについて見ていく。
まず5店舗以上で「S」ランク店舗比率が50%以上のグループは下表の通り。
グループ名 | 店舗数 | S店舗 | S比率 |
喜久家グループ | 8 | 6 | 75.0% |
大王興業グループ | 5 | 3 | 60.0% |
ロイヤルグループ | 8 | 4 | 50.0% |
細山田商事グループ | 6 | 3 | 50.0% |
ビーコムグループ | 6 | 3 | 50.0% |
※店舗数にはパチンコ専門店は含んでいない
パチンコ同様「喜久家グループ」と「大王興業グループ」が該当した。その中でも「喜久家グループ」の「S」ランク比率が非常に高かったのが印象的である。
それでは、5店舗未満のグループではどうだろう。単独店舗において「S」ランク評価の店舗はいくつか見られたものの、それらの店舗の総設置台数は1,000台以上の巨艦店舗である中、「王手グループ」や「ケイ・エスグループ」のようにそれほど規模が大きくない店舗で「S」ランク入りしている店舗が印象深い。
特に後者はパチンコも「S」ランクであり、岩手県北上市内に8店舗が営業している中で、その存在感は非常に大きいだろう。
このように小規模ながらも大手チェーン店並に積極的に新台を導入している店舗については、今後も引き続き注目していきたい。