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【パチンコ経営企業分析】4月28日に6店舗グランドオープンした「成通グループ」、資産価値額はパチンコもパチスロも平均越え

パチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回は4月28日に6店舗グランドオープンした「成通グループ(※1)」をピックアップ。

この6店舗は昨年末にM&Aで取得した「リッツグループ」の店舗を「ハリウッド」に屋号変更してグランドオープンしたもので、それぞれの店舗は下表のとおり。

店舗名 住所 P台数 S台数 総台数
スーパーハリウッド周南店 山口県周南市 448 411 859
スーパーハリウッド門司店 福岡県北九州市門司区 384 320 704
スーパーハリウッド新山口店 山口県山口市 384 256 640
スーパーハリウッド柳井店 山口県柳井市 400 240 640
ハリウッド佐山店 山口県山口市 256 192 448
ハリウッド美祢店 山口県美祢市 192 128 320

このように山口県に5店舗、福岡県に1店舗「ハリウッド」に屋号変更を行いグランドオープンをした。

この結果、経営店舗は全て「ハリウッド」の屋号を冠し34店舗を運営。総設置台数は2万2000台を超え1店舗あたりの平均設置台数は658台となった。

同グループは小型店舗から1000台以上の大型店舗まで多岐にわたっていることから、各店舗におけるメリハリがはっきりしており、直近の新台入替評価(※2)では上位500位以内となる「S」評価がパチンコ・パチスロともに6店舗。次位の「A」評価においては、パチンコが10店舗、パチスロが9店舗と、上位ランクの店舗はグループ内で設置台数が多い店舗が比較的該当していた。

また、資産価値額(※3)においても、パチンコは17万6370円(全国平均:15万3280円)、パチスロは52万9803円(全国平均:46万5101円)とともに平均を超えていた。

このタイミングで一気に屋号変更を行った「成通グループ」、次はどのような動きを見せてくれるのだろうか。

※1:閲覧有効期限 5/10まで

※2:新台導入評価
直近半年間における新台の導入台数・導入機種数・新台導入回転率・1機種当たりの最多台数をそれぞれ順位化し、
その合計得点を元にS~Eの6段階で評価したもの
なお、S:全国500位以内、A:全国1000位以内、B:全国2500位以内となっている。

※3:資産価値
各機種における中古取引額の平均値を足していき、店舗の平均額を算出したもの
店舗における機種の価値を判断する指標となる


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