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親からパチンコ事業を引き継いで後悔している3代目は少なくない、ゼロからの起業よりマイナスからの建て直しの方が難しいかも【我市場的瑣末主義】

親の会社を引き継ぐことほど最悪の選択はない、とパチンコ店の3代目の知人は言った。今は特に。資産は別としても、昔のビジネスが全否定される時代に事業を継ぐリスクがどれだけ大きいか、と。自分はパチンコ店を継がずに起業し、いまでは年商数10億円のネット企業を経営する。

「親から言われて唯々諾々と会社を継いで、今ごろこんなつもりじゃなかったと慌てる同業の友人たちがたくさんいる。親も儲かった時代しか知らないから子どもに継がせた悔いも残る。どんな事業も会社経営は楽ではないという当たり前の話なのに、パチンコ経営はなぜか『特別』と考えている人が多い」と容赦ない。

親から引き継いだ事業を時代に合わせて成功に導く人もいる。「それももちろん挑戦だが、業界は時代錯誤の規制に縛られすぎ。そして中で飯を食っている人たちは規制に縛られているんじゃなくて守られているんだとうそぶく人さえいる。内側から変えるのは無理」とも。

スマパチの稼働が伸びない。スマスロも「北斗」一択の店内移動だけで新規客は増えていない。個人にしろ企業にしろ、このままではダメだという危機感がないと変革などできない。ゼロからの起業より、マイナスからの建て直しの方が難しいかも。志の高さ。

※本コラムは「日刊遊技情報」より抜粋


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  1. 儲かりすぎて医者辞めてパチンコ経営に専念した在日。
    その後、脱税で摘発されましたとさ笑
    昔はそれだけ儲かりすぎてたけど、
    今は中小は無理よ。養分育成が上手い大規模店が残ってる。遠隔で無抽選回収ばかりしてたらダメ。勝たせないとね。

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  2. パチンコやってる人なら情勢から先行き考えて売却する選択を考えれたろうね。集客は当然だけど、元々親の代では台価格も今より安かったし、みなし機撤去の取り決めが緩くて運営費はかなり違ってた。増えるのは大手ばかりで新規参入の店が全くないのが今のパチンコ屋の個人経営の厳しさを物語ってる。

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